台北:巴士304重慶的線 | 古代文化研究所

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古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

○台湾には、故宮博物院が二つ存在する。一つは台北にある故宮博物院で、もう一つが嘉義市の故宮博物院南部院区になる。当古代文化研究所では、2019年7月に、その両方を見学している。ブログにもたくさん書いているが、その冒頭のみを案内しておく。

  ・テーマ「台湾旅游」:ブログ『故宮博物院南部院区:仏陀の形と影』

  故宮博物院南部院区:仏陀の形と影 | 古代文化研究所:第2室 (ameblo.jp)

  ・テーマ「台湾旅游」:ブログ『故宮博物院』

  故宮博物院 | 古代文化研究所:第2室 (ameblo.jp)

○2019年の「台湾旅游」では、7月25日に鹿児島から台北まで飛び、26日は台北観光、27日が嘉義市の故宮博物院南部院区見学、28日に台北故宮博物院を見学し、29日に日本へ帰って来た。4泊5日の、何とも充実した旅行だった。

○今回、9月の中国旅行で、中国トランジェットビザを利用した。それで、一回は第三国へ出る必要があった。躊躇なく、台北を選んだ。と言うのも、香港へは7月に出掛けたばかりである。それに、韓国は、北京訪問に取っておきたい。そうなると、台北しか無い。

○それに、台北の故宮博物院は、何度見ても圧倒される。一回、二回くらいで、決して満足できるものでは無い。本当は、もっと良く勉強して出掛けるのが最良なのだが、なかなかそういう余裕が無い。取り敢えず、何度も出掛けることが肝要である。そう思って出掛けた。

○今回は、時間が無かったので、台北の故宮博物院のみの見学予定である。2023年9月9日の丸一日を故宮博物院見学に取っておいた。9日朝は7時に起きて、ホテル近くの『慶三號烤肉倉庫早午餐 延平店』で朝食を済ませた後、身支度をして、中華路北站のバス停へ向かった。

○実は、2019年の故宮博物院見学の際に、このバス停から故宮博物院へ向かった。バス一本で

中華路北站から故宮博物院まで行くことが出来る。それが『台北:巴士304重慶的線』だった。何とも便利なバスである。当然、今回も、このバスを利用しようと思っていた。

○実は、今回の旅行で、選んだ延平南路の力歐時尚旅館から中華路北站までは100mくらいしかない。そういうつもりでホテルは選んだ。それで、一応、確認のため、前日の8日、夕方に、中華路北站まで行って、バス停を探した。

○中華路北站のバス停はすぐに見付かった。2019年に故宮博物院を訪れた時には、間違いなく、ここからバスで故宮博物院に向かっている。バス停の前にコンビニがあって、ここで朝食を済ませたことまで、懐かしく、思い出した。

○バス停は見付かったが、肝心のバスが無いでは始まらない。わずか4年前のことだから、まさか、そんなことはあるまい。そう思って、バス停のバス路線案内と時刻表を見た。バス路線は、『台北:巴士304重慶的線』のはずである。

○ところが、いくら探しても、『台北:巴士304重慶的線』が無い。そんなはずは無いと思いながら、何度も探した。しかし、無い。ホテルに帰って、フロントの若い人に尋ねると、「故宮博物院へ行くなら、中華路北站からバスが出ている」と教えてくれた。

○しかし、それがいくら探しても無いと言うと、「そんなはずはない。みんな中華路北站からバスで故宮博物院まで行く」とおっしゃるではないか。まさに、狐につつまれた感じである。取り敢えず、それで了解して、当日の朝、再度、中華路北站へ行ってみた。

○残念ながら、中華路北站から『台北:巴士304重慶的線』バスは出ていなかった。当古代文化研究所の能力では、それが本当かどうかまでは判らない。何しろ、中国語が話せないのだから、致し方無い。これが能力の限界だった。

○結局、地鉄で士林站まで行って、士林站からバスで故宮博物院まで行った。何とも、不思議な話だが、本当のことである。よく判らない。それが結論である。こういうのも、旅の一つの楽しみである。そうはなかなか達観できない。口惜しいだけである。

○なお、2019年のことについては、次のブログに書いている。

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