中国トランジットビザ :上海浦東空港 | 古代文化研究所

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古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

○2023年9月6日に、春秋航空、9C8578便で、上海まで飛んだ。現在、ビザ無しで中国を訪れることはできない。ところが、『中国トランジットビザ』と言うのがあって、144時間内であれば、中国へ行けると言う。

○それに、『中国トランジットビザ』では、上海なら、上海・江蘇省・浙江省内なら、144時間であれば、自由に往来できると言う。現在、当古代文化研究所が出掛けたいのは、寧波・杭州・蘇州だから、可能だと言うことが判った。

○もちろん、確認が必要であることは言うまでもない。それで、春秋航空に問い合わせたところ、大丈夫だと言うので、早速、切符を確保した。ただ、『中国トランジットビザ』には、条件があって、第三国へ行く航空券を有していないと駄目だと言う。

○それで、上海から近い台北へ飛ぶこととした。久し振りに、故宮博物院を見学したい。ついでに、帰りにも上海経由で帰り、再び、『中国トランジットビザ』を利用すれば、申し分無い。そう思って、今回の『寧波・杭州・蘇州・台北旅』を企画した。

○その『中国トランジットビザ』については、多くの情報がインターネットに出ている。その一つを紹介すれば、次のようにあった。

      ビザ免除措置の概要

中国の「トランジットビザ免除措置」とは、国際線の航空会社が中国を経由して第三国に渡航する場合、中国国務院が指定した一定時間(72時間/144時間)以内であれば特定地域にビザなしで滞在できるという制度です。

第三国は、台湾、香港、マカオを含みます。ですので、成田→北京→台北といったルートでも問題ありません。

特定地域とは、北京、天津、上海、広州、大連、杭州(以上144時間以内)、青島、厦門、西安(以上72時以内)などがあります。

免除措置を受けることができる対象国は、日本を含めた次の「53か国」です。

      免除措置の手順

  1、チェックインの際、航空会社に申し出る。

  2、空港到着後、入国審査場手前にある一時入境許可申請窓口に行く。

  3、到着/出境カード、72/144時間入国許可証をもらい、記入

  4、記入後、入国審査官に、記入した書類、第三国に行く航空券、ホテル

    の予約を確認できるものを見せて、承認証をパスポートに貼ってもらう

  5、荷物を受け取り、税関を通過

  【2023年5月最新】中国の「72/144時間トランジットビザ免除措置」について解説 - YSky_channel’s blog

○また、地域についても、別のページで確認できる。ここでは、上海のものだけを案内しておきたい。

  ・上海虹橋国際空港、上海浦東国際空港、上海海港口岸、上海鉄路口岸、

  杭州蕭山国際空港、寧波櫟社国際空港、南京禄口国際空港。

  ・これら口岸で入境した場合の滞在可能地域は上海市、江蘇省、浙江省。

○今回、9月6日と、9月10日の二回、上海浦東空港で、『中国トランジットビザ』を利用した。利用してみて判ったことだが、乗客のうち、『中国トランジットビザ』を利用している人は、それ程、多くは無いと言うことだった。

○だから、空港でも、慣れていなくて、結構、手間取った。当古代文化研究所は、『中国トランジットビザ』を行きと帰り、二回利用したから、そのことがよく判った。だから、時間がだいぶん掛かることを覚悟しておく必要がある。

○ただ、基本的には、親切で、丁寧である。しかし、うんざりするくらい待たされたりするので、そのつもりで居た方が良い。パスポートや書類を持って行って、係員があちこちしたりするので、心配した。何しろ、初めての経験だったから、焦った。