本渡歴史民俗資料館 | 古代文化研究所

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古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

○2022年8月26日から28日まで、二泊三日で、天草を訪問した。6月と7月、それに8月3日に引き続いて、四度目の天草訪問である。もちろんん、これまでにも、何度も天草は、訪れている。しかし、天草には観光で訪れるか、長崎への行き帰りに通過するだけで、満足に、天草がどういうところかも、知らなかった。

○それが鹿児島県の甑島を何度も訪問しているうちに、甑島は、もともと鹿児島よりも天草との交流が盛んであったことを知った。そういうことは、テーマ「甑島周遊」に236個ものブログとして欠いている。

  ・テーマ「甑島周遊」:236個のブログ

  甑島周遊|古代文化研究所 (ameblo.jp)

○それもこれも遣唐使船南島路探索に主眼があることは言うまでもない。遣唐使船南島路がどういう航路であったか。それを確認している人は少ない。当古代文化研究所では、日本三津の一つである坊津から先を、次のように確認済みである。

  ・坊津⇒硫黄島(56㎞)

  ・硫黄島⇒口永良部島(36㎞)

  ・口永良部島⇒吐噶喇列島口之島(59㎞)

  ・吐噶喇列島口之島→吐噶喇列島中之島(14㎞)

  ・吐噶喇列島中之島⇒吐噶喇列島諏訪之瀬島(28㎞)

  ・吐噶喇列島諏訪之瀬島⇒吐噶喇列島悪石島(24㎞)

  ・吐噶喇列島悪石島⇒吐噶喇列島宝島(50㎞)

  ・吐噶喇列島宝島⇒中国浙江省舟山群島(600㎞)
  ・舟山群島⇒寧波(150㎞)

  ・寧波⇒会稽(100㎞)

○当古代文化研究所では、中国浙江省の会稽(現在の紹興市)に四回訪問済みだし、寧波には七回、出掛けている。舟山群島普陀山にも六回お参りしている。また、鹿児島県の吐噶喇列島には三回出掛けているし、硫黄島にも六回訪問して、そのことを確認している。

○現在の天草訪問は、そういう経緯の一環である。そういうことで、2022年8月28日の朝、一番に、天草市立本渡歴史民俗資料館を訪れた。普通、こういう資料館などは9時開館のところが多い。それに、月曜休館が普通である。それでちょうど9時に着くように出掛けた。

○本渡歴史民俗資料館が存在するのは、町山口川と広瀬川の河口が合流するところである。すぐ隣が本渡港になる。つまり、本渡の中心部であることが判る。目の前は海で、左手が広瀬川、右手が町山口川である。右隣は町山口川を挟んで、本渡港になる。

○資料館の開館は8時30分で、着いた時は、すでに開いていた。資料館の方が打ち水なさっていた。さすがにこの時間帯では誰も参観者は居なかった。お陰で、心静かに参観することができた。

○天草市立本渡歴史民俗資料館のホームページは、次の通り。

      天草市立本渡歴史民俗資料館

  天草市立 本渡歴史民俗資料館 (amakusa-web.jp)

○別に、次のページがヒットした。

      本渡歴史民俗資料館

   天草地方の民具、民芸品、生活用品などの資料約3,800点を収蔵し、

  天草全体の歴史の流れを見ることができます。大陸との交流を物語る

  縄文時代の大矢遺跡、古墳時代の妻の鼻古墳群の出土遺物等も展示

  しています。(ガイドあり)また、隣接する天草アーカイブスは、天草各地

  の過去から現代に至る地域史料や公文書などを、収集・整理・保存し、

  それを利用することができる施設です。

  本渡歴史民俗資料館 | 観光地 | 【公式】熊本県観光サイト もっと、もーっと!くまもっと。 (kumamoto.guide)