うなぎ湖畔荘 | 古代文化研究所

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古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

○2022年9月7日8日、9月28日29日と、二回続けて開聞岳と高隅山へ出掛けて来た。最初、9月7日に開聞岳に登ってホトトギスを見物して、8日に高隅山のタカクマホトトギスを見て帰る予定だった。ところが、開聞岳も高隅山もまだ花が咲いていなかった。

○その話は、次のブログに書いている。

  ・書庫「指宿探訪」:ブログ『開聞岳のホトトギス』

  開聞岳のホトトギス | 古代文化研究所 (ameblo.jp)

  ・テーマ「肝属町の三岳参り」:ブログ『高隅山のホトトギス』

  高隅山のホトトギス | 古代文化研究所 (ameblo.jp)

○山に登って、花がまだ咲いていないなど、何とも迂闊な話である。しかし、それは行ってみないと判らない。それで、再度挑戦したのが9月28日29日だった。その話は、次のブログに書いている。

  ・テーマ「肝属町の三岳参り」:ブログ『タカクマホトトギス』

  タカクマホトトギス | 古代文化研究所 (ameblo.jp)

  ・書庫「指宿探訪」:ブログ『開聞岳のホトトギス』

  開聞岳のホトトギス | 古代文化研究所 (ameblo.jp)

○これで何とか今年のホトトギスを、開聞岳と高隅山の両方で見ることができた。所期の目的を何とか果たすことができた。ホトトギスは有名な花だが、その咲いているところが南九州が中心であることは、意外に知られていない。そういうことを確認する作業が今回の山行だった。

○その際、泊まったのが鹿児島県指宿市山川成川鰻池のうなぎ湖畔荘だった。これまで、何度か鰻池は訪れたことがある。しかし、一回も泊まったことは無かった。男一人の山旅である。寝るところさえあれば、十分である。

○そう思って、あれこれ宿を探した。ちょうど今はジモミヤ県民割で、半額補助があるから、安くで泊まることができる。そういう条件で探したところ、じゃらんで、うなぎ湖畔荘がヒットした。男一人でも大丈夫らしい。それが有り難かった。

○最初、9月7日に、泊めていただいた。この日、開聞岳に登り、朝10時に登山口を出て、9合目の先、あと300mで山頂と言うところで引き返し、登山口に帰り着いたのは午後5時23分だった。つまり、7時間以上も山の中をうろついていたことになる。

○それで宿に着いても、疲労困憊していて、やっと風呂には入ったが、全く食べる気がしなかった。宿では、たいへんなご馳走が出たと言うのに、食べることができない。最初のカツオのたたきだけが何とか口にできたくらいだった。おかみさんに事情を話して許していただいた。

○だから、どうしても、リベンジしたかった。それで、9月28日も、同じうなぎ湖畔荘に泊まった。前回の反省のもと、今回は、高隅山へ先に行き、宿に泊まり、翌日29日に開聞岳に登ることとした。そうすれば美味しい料理を頂戴できると考えたからである。

○宿では、前の宿泊を覚えていてくださって、歓迎された。今度は、おいしい料理を全ていただき、堪能することができた。ここの名物はスメ料理と言う。温泉の蒸気で食品を蒸すと言うものである。うなぎ湖畔荘には自前のスメが設置してあった。

○もう一つ、うなぎ湖畔荘の自慢は、温泉にある。ちょっときつめのお湯だが、疲労回復には凄く利くと言う。偶々、風呂で一緒になった地元の方のお話である。何より露天風呂が気に入った。朝5時過ぎには起きて、一番に風呂に入った。顔を洗う代わりに温泉入浴である。こんな贅沢は無い。

○うなぎ湖畔荘自体は、鄙びた田舎の温泉宿である。しかし、それが風情があって、申し分無く良い。誰にも邪魔されない静寂がここにはある。男一人旅でも泊めていただけるのが何とも有り難い。存分に温泉気分を堪能させていただいた。