不動の滝 | 古代文化研究所:第2室

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ブログ「古代文化研究所」で、書き切れなかったものを書き継いでいます。

◯上醍醐は『成身院(女人堂)』から始まる。参道には案内標柱が設置してあって、それも「丁」で案内されていた。女人堂脇の案内に、

  女人堂⇒三宝院:0、7Km 12分

  女人堂⇒山頂・開山堂:2、6Km 60分

  女人堂⇒准胝観音堂:2、2Km 51分

  女人堂⇒不動の滝:1、1Km 21分

とあった。

◯女人堂から五丁のところに、『醍醐の花見』の案内板があった。前回、それを案内した。さらに参道を進んで行くと、十丁のところに、『不動の滝』が見えて来た。ここが准胝観音堂までとの、ちょうど半分になる。

◯時間を確認すると、女人堂で10時過ぎだった。それが『不動の滝』では、10時30分だったから、30分も要したことになる。案内板では21分とあったのに。登る途中、誰にも会わなかった。ただ、『不動の滝」でおじさんが休んでいた。

◯『不動の滝』の案内板には、次のようにあった。

  不動の滝⇒三宝院:1、7Km 33分

  不動の滝⇒准胝観音堂:1、1Km 30分

◯やはり、この『不動の滝』がちょうど、中間点であることが判る。休憩するように、ベンチも設置されていた。しかし、あまり、登って来た感じはしなかった。頑張って、そのまま続けて登ることとした。

◯『不動の滝』の先に、次の案内板が設置してあった。

   当山は平安の昔、貞観十六年(西暦八七四)に、弘法大師の法孫、

  聖宝理源大師によって開かれたお寺であります。特に聖宝尊師は、

  修験道(山伏)の中興の祖と仰がれ、その遺風を今に残す山で貴重な

  道場でもあります。山上には平安、室町、桃山の各時代の国宝建造物

  や各種重要文化財が保存されています。また、全山が歴史的風土特別

  地区に指定されており、その保全の為、山林火災の予防には十分なる

  御協力をお願い致します。たき火の禁止は勿論、タバコの吸いがらの

  後始末、不用意に山の中へすてないで、確実に消して下さい。

    山ざくら 続くや上の 醍醐まで     蝶夢

    幾山河 遍路の遠き 浄土かな      玄空

    ひとりする 行をたのしと おもひつつ

      醍醐山路の けはしきを踏む      勇