◯第四回京都旅行は、2022年12月18日から21日に掛けて行った。題して「大和三山・醍醐山参詣旅」と命名した。18日は、錦市場を見学したくらいしかできなかった。
◯翌19日は、いよいよ、今回の旅行のメインである大和三山走破になる。朝6時に起きて、準備して、朝食は、ホテルの目の前にある、カフェ・ベローチェでサンドイッチとコーヒーを頂戴した。そのまま京都駅へ向かって、近鉄橿原線で、橿原神宮前駅を目指した。
◯したがって、8時21分には、もう橿原神宮前駅に着いていた。今日は、一日掛けて、大和三山を走破しなくてはならない。さいわい、天気は良い。ただ、橿原神宮前駅には、前日に降った雪が積もっているのに、驚いた。
◯近鉄には、「近鉄てくてくまっぷ」なるものがあって、非常に重宝する。これまで、何度もお世話になっている。奈良を歩くには、最高の地図である。その「近鉄てくてくまっぷ」シリーズの中に、『大和三山回遊コース』と言うのがあって、大和三山に登る時は、いつもこれを利用している。
◯いつもは、家で、近鉄のホームページから印刷して、持参しているのだが、今回、忘れてしまった。それで、橿原神宮前駅の窓口で、『大和三山回遊コース』が欲しい旨を伝えたところ、快く頂戴することができた。
◯この『てくてくまっぷ:大和三山回遊コース』がどんなに重宝か。それは、実際、歩くコースがイラストで描いてあって、目印になろものが全て網羅してある。おまけに、それが何メートルであるかを、明示してある。例えば、橿原神宮前駅が起点で、一の鳥居までが459mで、南神門までが711m、北神門までが931mとなっている。
◯結局、畝傍山登山口までが、1068m,畝傍山山頂が2345m、下山したところが3072m、香具山登山口が7869m、香具山山頂が8191m、下山したところが8951m、耳成山下が11607m、山頂が12642m、下りて来たところが13504m、終点の大和八木駅で14324mとなっている。
◯つまり、『てくてくまっぷ:大和三山回遊コース』通りに行けば、橿原神宮前駅から畝傍山、香具山、耳成山の順に登って行けば、終点の大和八木駅までで、14324mで行くことができるようになっている。
◯そのコース案内が、また、何とも親切、丁寧なのに驚く。絶対に間違えないように、目印を網羅し、道の一つ一つが詳細に記述してある。だから、間違えようがない。間違っても、間違いがすぐに判るようになっている。
◯できれば、このコース通りに行った方が良い。ただ、当古代文化研究所では、どうしても、見ておかなければならないところがあったりするので、この通りには出掛けていない。一般の方なら、このルートがお勧めである。
◯大和三山を周回する前に、『てくてくまっぷ:大和三山回遊コース』を紹介しておきたい。大和三山へ登るには、これがベストであることは間違いない。