京都駅から四条河原町まで | 古代文化研究所:第2室

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ブログ「古代文化研究所」で、書き切れなかったものを書き継いでいます。

◯京都新阪急ホテルに荷物を預けて、ちょうど昼だったので、何か軽く昼食を取りたかった。眼の前に、カフェ・ベローチェがあって、パスタのメニュー表が見えていた。これまで、ここで、何度か、朝食はいただいている。ここに入って、パスタを食べた。

◯その後、錦市場へ向かう。せっかくなら、のんびり、バスで、京都の町並みを眺めながら行きたい。それで、バス停へ向かった。烏丸通りから四条通りを経由するバスを選んで、乗車した。京都のバスはなかなか混雑することが多い。しかし、京都駅なら始発だから、その心配は無い。

◯バスに乗って、京都の町並みを見ながら四条河原町を目指した。観光にはもってこいのバスである。京都タワーから東本願寺前を通過して、五条を抜けて、四条通りで右折する。この辺りが京都でも、最も賑やかな通りになる。バスでの見物が最高である。

◯デパート街を抜けたら、すぐに四条河原町バス停である。ここで下車。新京極商店街の案内を見付けて、そこを右折する。新京極商店街のアーケードを100mほど北上すれば、錦通りの入り口になる。

◯普段、南九州の片田舎に住んでいるので、見る物、聞く物、全てが珍しい。まさにお上りさん感覚で、あちこち見物しながら歩いた。こういう見物が一番楽しい。特に何か見たいものがあるわけでもないのだが。こういうゴミゴミしたところが大好きである。

◯ただ、見るのには良いが、こういうところに、住みたいとは思わない。田舎人には、都会は疲れる。時に、珍しく見物するのが一番である。生活するのに、気を使うこと自体が、億劫である。そういう意味では、田舎は良い。皆、顔見知りで、気を使う必要が無い。

◯都会の人は人馴れしていて、人に気遣いなどしないのかも知れない。しかし、田舎人には、それができない。それで、都会に出ると、人に疲れる。やはり田舎人には、こういうふうに、時折、見物に出掛けるところが都会である。