比叡山:坂本ケーブル | 古代文化研究所:第2室

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ブログ「古代文化研究所」で、書き切れなかったものを書き継いでいます。

○2022年11月30日、坂本ケーブルで、登って来た。実は、2022年11月1日に、比叡山へはお参りしたばかりである。そのことについて、次のブログに書いている。

  ・テーマ「京都奈良大阪を歩く」:ブログ『坂本ケーブルカー』

 

○坂本ケーブルは、正確には比叡山鉄道線と言うらしい。ウィキペディアフリー百科事典が案内する比叡山鉄道線は、次の通り。

      比叡山鉄道線

比叡山鉄道線(ひえいざんてつどうせん)は、滋賀県大津市ケーブル坂本駅からケーブル延暦寺駅に至る比叡山鉄道ケーブルカー路線である。

比叡山延暦寺への東側のルートで、坂本ケーブルと呼ばれている。年末年始を除く冬期は、西側から比叡山頂を目指す鉄道のルートである叡山ケーブル叡山ロープウェイ、そして、比叡山ドライブウェイを経由する比叡山ドライブバスのいずれもが運休するため、その期間中は通年営業の当路線が公共交通機関では唯一のルートとなる。

 

○もちろん、ホームページもあって、それには、次のように載せる。

      比叡山:坂本ケーブル

   石積みのある門前町坂本と、世界文化遺産である比叡山延暦寺の

  表参道として1927(昭和2)年に敷設された坂本ケーブル。

   パノラマワイドな窓をもつヨーロッパ調の車両「緑号」と「福号」が

  人気を博しています。

   ケーブルカーには珍しい途中駅2ヶ所や、橋梁7ケ所、トンネル

  2ケ所と変化に富む車窓からは、登るにつれて素晴らしい琵琶湖の

  景観が大きく広がります。

   ケーブル坂本駅とケーブル延暦寺駅間、全長2,025m。高低差

  484m・最急勾配333.3‰・隧道2ヵ所・橋梁7ヵ所。
   近代的な技術や重機のない時代での敷設工事は相当な苦難の連続で

  した。先人の苦労と熱意が溢れる2,025mのみちは、日本最長を誇ります。

 

○これまで、何回か、比叡山延暦寺へは参拝しているが、今年11月1日の参拝以外は、全て、この坂本ケーブルでお参りしている。やはり、比叡山延暦寺の表参道は坂本からだろう。そう思っているからである。

○ただ、今回の主目的は比叡山延暦寺参拝ではない。紀貫之の墳墓へお参りすることが目的である。普通、紀貫之墓へお参りするのであれば、坂本ケーブルのもたて山駅で下車する。しかし、折角の参詣だから、無動寺道を下って、お参りしたい。

○それで、ケーブル坂本駅からケーブルカーに乗って、山頂の延暦寺駅まで行った。延暦寺駅から、無動寺道を下って、紀貫之のお墓へお参りすることとした。