姫島港から伊美港へ | 古代文化研究所:第2室

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ブログ「古代文化研究所」で、書き切れなかったものを書き継いでいます。

○2022年8月2日に、大分県の姫島を訪れた。国東半島の伊美港を姫島村営フェリーで7時30分に出て、姫島港へ着いたのは7時50分だった。伊美港から姫島港までは、わずか20分だった。

○朝から張り切って姫島見学を行った。最初に訪れたのは姫島灯台で、姫島で最も東端に位置する。一番遠いところから見て行こうと言う狙いだった。意外に姫島は小さい島であるように感じた。車で回れば、半日もあれば全部見て回れる。

○今回の旅行では、時間が許せば、国東半島の寺も見て回りたいと願っていた。どうせ、一回では姫島を見尽くすことはできない。もう一度、しっかり学習してから再度姫島を訪問したい。そういう思いだった。

○そのことは国東半島にしたところで、同じである。国東半島には多くの寺や山がある。それらを見て回るには、半日では到底無理である。国東半島の山をトレッキングしてみたい。それが当古代文化研究所の希望である。そのための下見が今回の旅行だった。

○それで、南浜公園や大帶八幡神社を見て終わった後、姫島港のターミナルへ行ってみた。ちょうど11時過ぎで、11時30分のフェリーがあると言う。その船に乗って伊美港へ帰ることとした。

○何もお土産を買っていない。姫島港のターミナルには売店があって、お土産を売っていたので、そこで姫島土産を買うことができた。姫島は車海老の養殖が盛んで、お土産には車海老の煎餅と海産物を買って帰った。

○つまり、7時50分から11時30分までしか、姫島には存在しなかったことになる。時間にすれば3時間40分である。その割にはよく動いて、見て回れた気がする。

○どのみち、一回で姫島を見尽くすことはできない。よく学習して、再度訪問したい。そんな気持ちで姫島を後にした。

○念願の姫島だった割には、あっという間に時間が過ぎた気がする。姫島七不思議をはじめ、比売語曽社、姫島庄屋古庄家、天一根、ひめしまブルーライン、姫島海水浴場など、見るべきものは、一通り見ることができた。

○洋上から見る姫島は美しい。この島が日本神話に出現するのも、納得される。もともと日本民族は、海洋民族だった。そのことを証明するような風景である。こういう姫島や国東半島が実は、豊国の中心だったのではないか。そんな気がしてならない。そういう意味では、貴重な体験をさせていただいた。

○同じように、洋上から見る国東半島もまた何とも美しい。そういう魅力的なところが姫島であり国東半島である。そういうところを知ることが豊国を理解することになる気がしてならない。