泥土的座標院藏陶瓷展Ⅲ | 古代文化研究所:第2室

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ブログ「古代文化研究所」で、書き切れなかったものを書き継いでいます。

○台湾嘉義市の故宮博物院南部院区を案内している。2019年7月27日は、終日、故宮博物院南部院区で過ごした。何しろ、念願の故宮博物院である。見るもの全てが新鮮に感じられた。前回は『泥土的座標院藏陶瓷展Ⅱ』を案内した。故宮博物院南部院区で、そういうテーマで展示してあった。それに倣って案内している。

○『泥土的座標院藏陶瓷展』は、故宮博物院南部院区の展示で、私が個人的に最も感動を覚えたものだった。前回、『泥土的座標院藏陶瓷展Ⅱ』を案内したが、それでも、全然足りない。今回は最後に、『泥土的座標院藏陶瓷展Ⅲ』を案内したい。

○この『泥土的座標院藏陶瓷展』は、特別企画展らしい。故宮博物院南部院区の正面には、『泥土的座標院藏陶瓷展』の案内が存在した。それだけ力を入れているものらしい。もちろん、それだけのものがこの展示には十分あった。特別、陶磁器が好きなのでも無いのに、凄く魅かれるものがあった。

○それは展示品の多さと立派さにあることはもちろんだが、素人の私にも理解できる美しさがあると感じた。とにかく、幾ら見ても飽きが来ないのである。足が棒になるまで見て回った。お陰で大変疲れた。

○この特別企画展を見たら、誰でも陶磁器のフアンになるのではないか。その圧倒的美に感動した。そういうものが次々に出て来るのである。それもこちらの期待を裏切らないものばかりだった。こういうことは滅多にあるものではない。遥々と、ここまで来た甲斐があったと言うものである。写真をご覧いただければ、それが理解されるのでは。