G7546次電車で上海へ | 古代文化研究所:第2室

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○2019年3月13日は、北越旅游の最後だった。3月7日から14日までの7泊8日の旅程だが、最終日は上海浦東空港に泊まるので、台州から上海まで行くのが、実質、最後となる。新幹線G7536次電車の切符を買っていた。

G7536次電車は、始発が温州南站、11時20分で、台州站発が12時22分、上海虹橋站到着が15時32分の予定である。台州站から上海虹橋站までは行程466㎞で、それを3時間10分で走る。何とも便利な世の中になったものである。

○途中、寧波に13時24分、嘗ての越国の都であった会稽(現在の紹興市)に13時59分、杭州には14時26分に到着する。つまり、上海と杭州は1時間くらいで行けるわけである。杭州と寧波もほぼ同じ時間である。

○2018年3月に南越旅游を行い、海南島三亜から海口、肇慶、広州、潮州、泉州と廻って来た。今回の北越旅游は、その続きで、厦門から南靖、福州、闽侯县温州、台州と廻って来たわけである。これで、海南島から会稽まで、南北に越国を縦断することができた。この二回の旅游で得たものは大きい。

○当古代文化研究所では、これまで寧波を7回訪問し、会稽や杭州へも4回訪れている。そういう旅行を通じて、越国を認識することの必要性を痛感した。意外と、私たち日本人は越国を理解しているようで、知らない。2018年3月2019年3月と二回越国を訪れることによって、何とか越国がどういうところかを理解できたのではないか。