こんばんわ。
ろべです。
この10日間ほど、沢山の人に会っていた気がします。
14㈰は、和倉の歌劇時代の先輩と同期が出演するショーを観に行ってきました。
メトロから小田急線に乗り換えて、新百合ヶ丘へ。
ラティーナの稽古で最近小田急に乗ることもありましたが
こんな奥の方まで来たのは久しぶり。
昔、狛江に住んでいたので懐かしさを覚えつつ。この日は夏のような陽気でした。
ファビュラスレビューボーイズショー。
今年は10周年だったそうです。
日劇、宝塚、OSKのOGさん、演歌の方や日舞の方まで
集結して、とにかく華やか！！
もう衣装の豪華さにまず、たまげました！
約2時間休憩なしのレビュー！そして衣装が早替え早替え！
これだけの人数の衣装･･･一体こういう煌びやかな衣装が何着あるの・・・？（下世話な話どれくらいお金がかかっているのかとつい勘ぐってしまうww)
そして「男性がレビューをする」という目新しさが新鮮でした。
私の中では「純烈」を彷彿としたんですよね～とある方は「ジャニーズのようだ」と言っていましたけど
レビューというもの自体に、私は少し「古き良き」空気感を感じるのですよ。だからどこか昭和を感じさせる「めちゃ豪華で華やかで踊れる純烈」のように感じました。
そしてボーイズさん方ダンスがカッコイイ！！男性だからこその力強さ、ダイナミックさが見ていて爽快でした。軽くやっているように見えて何であんなに重さがあるようにも見えるんだろう、すごい。
あと私の目を引いたのが、「愛瀬光」さんという元OSKの男役さんでした。ボーイズと交じって踊っているとき、一層この方の格好良さも目立つ～男性と並んで遜色ない出で立ち！
でもなにより、この日の私のお目当ては
和倉で大変お世話になった歌劇の大先輩にしてダンスの名手・まいか美帆さん、そしてほぼ同期で切磋琢磨した河田真紀子ちゃん。
まいかさんは表情でも魅せるダンスの技術！真紀子ちゃんはとにかく「レビューが大好き！！」っていう気持ちが溢れてて…お二人ともキラッキラしてました
そして代表の神崎さん。この方の最後の挨拶が良かった。
どうやら今回のVol.10を最後に中央で花を背負うのが最後だそうです。レビューが好きで好きで、一本の羽を手にしたときから始まりました、と。そしてここまで続けてきたことだけだ誇りたいと、言っていました。使命のある人だったんだろうな。そして今もその方の元にこれだけの人が集まっていることが何よりの証拠。
マジーの本物のマツケンサンバが予想外に見られたこともラッキーww
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観劇と言えばもう一つ。
つい先日、友達のめっそ（大崎優花）が出演していた舞台
BOWという団体の「煙が目にしみる」という芝居を観に行きました。
このお芝居の題名は、私でも聞いたことがあって。堤泰之さん脚本の、やっぱりもう長～いこと再演されつづけている名作だそうです。
もう、涙。涙でした。
舞台は火葬場で
今日火葬に付されている男性二人が、人の目には触れない形で茶飲み話をしている。そこに集まっているそれぞれの遺族の、各々の思いが交差していく、という群像劇でした。
最初はコメディ要素が強く感じて。哀しみにくれつつも、お客の対応に忙しかったり、親戚への不満があったり、つい吹き出しちゃうようなハプニングがあったりと。
ああ、でも分かるな。葬儀の日ってこうだよな、さっき泣いてたかと思えば、5分後にはくだらない冗談で笑っちゃったり、心が忙しいんだよなって思いました。
そんな中で、めっそ演じる故人の妻が
ずっとずっと忙しく立ち回っていた彼女が
ようやく周りに人がいなくなって、一人になれたとき。
彼女のそこからの姿に、うっ ときました。
葬式で一番泣いている人が、一番悲しんでいるとは限らない。
私の祖母の葬式のとき、次兄が泣いているのを見て、うちの長兄が怒ったことを思いだしました。
冷たい声で、お前が泣くんじゃない、じいちゃんが泣けなくなるって言ったんです。
中学生の当時は、悲しんでいる人にそこまで冷たく言わなくてもって思ったんだけれど。今では少し、その長兄の気持ちも分かる。
そのあと
彼女や周りが、自分の思いを吐露するシーンがあるんだけど
なんだろうな、人ってやっぱり生きているうちには言えなかったこと、亡くなってから気づく想いとかに、葬式で思い至ったりするんだよなって。だけど、何かを伝えかった本人には、言えないまま。
でも、このお芝居のように、もしかしたら目には見えないけれど、すぐそばで聞いていたりしてくれるなら、救われると思った。
お芝居って、時に救いになるなと思いました。
自分の祖父母のときのことを少し思い出させてくれて感謝。
芝居後に、めっそともパチリ。
この人があの役をさっきまで演じてたのが信じられないくらい、バカ話もしちゃったわ。
本当に本当に、お疲れ様でしただよ。凄かった、友達をみてる気がしなかったよ。
観に行けてよかったなあ。早くまた会っておしゃべりしたいな。
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この少し前に、実は父とも会いました。
王子の飛鳥山公園で、お花見をしようと。
もう大分桜シーズンも終盤で、間に合うかなと不安でしたが
なかなかどうして、まだまだ八重桜が見ごろでした！
この飛鳥山のモノレール、中々乗らないけど、楽しかった。
社内アナウンスが、倍賞千恵子なのもオツですな。
ここで、父の、昔話を聞きました。
普段中々そういう話にならないんですが
2人で飛鳥山の上から下の景色を眺めているときに
ふと父が、「学生時代はここをよく通った」と言ったことから。
父は結構苦学生でして、高校も夜間に行っています。
朝早く起きて京浜東北線に乗って職場の田端へ。昼間は働いて、夜は夜間高校のある上中里へ通う。
遅い時間になるとバスなんてないものだから、当時は川口駅からよく徒歩で自宅まで帰ったとか･･･中々の距離なんす。
こういう話を、私はほとんど聞いてこなかったなと思って。
自分がいかに恵まれた学生生活を送っていたかと感じます。そしてこの年になった今も。いまだにどこか学生気分が抜けません。平日昼間からこんなにのんびりしていたりね・・・
私の知らない若い父は、おそらく速足でこの辺りを闊歩していたのかもなあ。父は今では、歩くときは杖を常時使っています。方向を変えるときは、転ばないようにゆっくりと動く。
父といるとき、私は自然と足並みを揃えます。そんな時いつも、如何に自分が普段せこせこ歩いているか分かる。
桜を見ながら、そして桜の下で佇む父の写真を撮りながら
私はいつまで、こうして父と桜を見に来られるかなと思いました。毎年毎年、この時期になると思うこと。
そして聞けるうちに、色んな話を聞いておこうと思った。
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観劇が続いた最後には、大学時代の後輩のH子と会うことに。
突然お誘いが来たんですよね、先輩久しぶりに会いたいですって。驚くやら嬉しいやらで、新宿でご飯してきました。
いや、実は会うまでほんの少しドキドキしていたんですよ。
彼女とは、二十歳ごろに出演した学生時代の舞台「エリザベート」で共演して。
最後に会ったのは、彼女の同期の結婚式でかな(もう3年くらい前になるとか！？うそだろ･･･時の早さよ･･･)
でも今まで二人だけでご飯なんて、したことがない気がして。二人だけで会うってどんな感じなんだろうと。でもそんなドキドキが杞憂に終わるくらい、あっという間の時間でした。
そんな彼女、今ではなんと大学で教鞭をとる、めっちゃアカデミックな人です。賢いし、楽しいし、とってもいい子。
彼女とは結局、たった一回しか舞台で共演していないんですよね。
しかも頻繁にあっているわけでもなのに、この親近感はなんだろうなあ。
やっぱり学生時代にあの舞台で一緒に半年間頑張たことって、同じ釜の飯を食った同志のような、何とも言えない絆が生まれるんだなと思いました。
大人になってからの半年間とは、もう濃さから何から全然違うから。だからこの頃の仲間はいまだに自分の中で特別で。
だからこそ、あの時こう言ったよね、ああいったよね、の会話が尽きなくて。彼女の記憶力にも驚いた･･･先輩がこう言ってくれたんですけど、をほとんど覚えていなかったww
まあ、そんなもんだよな、言われた方が覚えてるんだよね。
また絶対ご飯行こうね。
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そしていよいよあと3回寝たら
ラティーナの本番です。
先週末はリハーサルがありました。
なんのこっちゃな写真ですがネタバレしたくないのでご容赦をｗ
この日は疲れたなあ…
自分の役割を果たす部分と、そして楽しみたい部分と。
私はもう3回目になるので、少しは余裕感を持って臨みたいなと思いますです。
初めての人や、お客様にも目を配れる余裕を持ちたい。
この直前の緊張感が実はとっても苦手…
早く終わってほしいなとも思うけれど爆
でも本番を見に来てくれるひとに、いい顔を見せられたらいいなと思います。
ラティーナの仲間たちも、大人になってから出来た得難い友達。
がんばる・・・！
土曜日は今のところ、曇りと雨予報…
お願いだ、晴れてくれ。いや贅沢を言わないからせめて曇り…
皆様、この気温差で風邪をひかないようにしませう。。
そして最後に。
実は、最近ひとつ習い事を始めまして。
なるべく続けたいなと思っているもので、しばらく続けられたらぜひここでまたお話させてください。(続かなかったら恥ずかしいもんでねw)
あ、ちなみに現在副業はすべて止めております(爆)←社会に適合できませんえん。。
ろべでした。