既にたくさんのブロガーさんが千秋楽について更新されていますが、遅ればせながら書いていきたいと思います。

 

今までに何回もライブビューイング行っていて、大抵後方の席なのですが、まあ後方と云っても映画館なので細かいところもしっかりオペラグラスなしで肉眼で見られますけど。今回は何とびっくり D列1番が取れまして、スクリーンの近くなので映像がアップになると自分の想像以上のアップでちょっとびっくりしますが、より一層表情の細かいところが見られて前列は前列での楽しみ方もあるなあと感じました。

 

TOHOシネマズ二条ではスクリーン1とスクリーン6の2つでライブビューイングを上映していました。

 

れいこちゃん(月城かなとさん)が休演となり、代役での公演は初見なのでどうかなと思っていたのですが、お芝居での代役のおだちん(風間柚乃さん)は違和感なくとても堂々と落ち着いていらして、この公演を初めて観た方は代役とは思われないよねっていう位完成度が高かったです。

そのおだちんの代役はゆうきくん(蘭世惠翔さん)で、こちらも大健闘でした。

ショーの代役は場面によって、るねくん(夢奈瑠音さん)、れんこんくん(蓮つかささん)、おだちんが大健闘、黒燕尾のところではまゆぽん(輝月ゆうまさん)だったような気がしました。

パレードはさすがに番手と云うものが絡んでくるので、本来ありちゃんが大階段を降りてくるところにおだちん、れいこちゃんのところにありちゃん(暁千星さん)だったかな・・・・・

 

お芝居では武蔵の母親役のくれあちゃん(玲実くれあさん)が最後の方でセリ上がってこられたところで客席から拍手が!!宝塚ファンの温かさってこういうところで感じますラブ

 

佐々木小次郎の美弥ちゃん(美弥るりかさん)はアップになると劇場でオペラグラスで観るよりもより美しさと妖艶さが感じられてドキッとしました照れ

 

私としては、ラスト巌流島での場面をもう少し長く時間を取って欲しかったなあというのが本音です。

小次郎が待って待って「待ちかねたぞ武蔵!!」と言って、小次郎と武蔵のふたりが本舞台から銀橋を走り抜けて本舞台に戻って対峙して効果音があって、その後に小次郎がばったり倒れる・・・・までの時間が短すぎると思うのです・・・・もうちょっと長く剣を交えて欲しかったな・・・・

 

ショーはもう美弥ちゃん中心で見入っていましたてへぺろ

美しすぎて眩しいキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

公演Blu-rayをまだ買っていませんが、アングル別があるはずなので、また購入後しっかりゆっくり何度もリピートしようっとラブラブ

 

サヨナラショーの前に光月るう組長さんから美弥ちゃんの経歴が紹介されましたが、組長さんは涙を堪えてお話されていましたが、時折マイクがセンシティブな音を拾ってしまっていてお気の毒に感じました。

 

サヨナラショーの内容は大劇場と変わりなかったと思うのですが、今回も『アンナカレーニナ』のところで海ちゃん(海乃美月さん)が出ていらしたので嬉しかったです。

『グランドホテル』で男爵のりょうちゃん(珠城りょうさん)とオットー(美弥ちゃん)がチャールストンを踊る場面はお2人が顔を見合わせながらとても楽しそうに踊っておられて、この並びがもう見られないんだなあと胸が痛くなりました。

 

退団者の皆さんのご挨拶はとても素晴らしかったです。

音ちゃん(音風せいやさん)はまだお若いはずなのに、よどみなくしっかりご挨拶されていて凄いなと思いました。

くれあちゃんは「ご挨拶の前に泣いてしまいました」と仰っていましたが、上級生さんとは思えない位に可愛らしい笑顔で、、明るく可愛らしい声でご挨拶されました。お芝居やショーでは大人のしっかりした女性っていうイメージがあるのですが、本来のくれあちゃんは沖縄出身ということもあってか、のんびりとした可愛い方なのだなと感じました。

さやかさん(響れおなさん)は大劇場でのご挨拶もでしたが、今回も素晴らしかったです。とても落ちついていらして、明瞭完結なご挨拶でした。

そして美弥ちゃん、ひと言ひと言噛みしめながら、アップで映るとうっすら涙をうかべていらっしゃいましたが、終始穏やかな表情、穏やかな声でご挨拶されました。

 

そして最後はトップさんりょうちゃんのご挨拶、いつもりょうちゃんはきちんとしっかりとご挨拶されて都度都度感心しているのですが、今回はれいこちゃんの休演についてとそれに伴う代役公演についての謝罪とご心配いただいたことに対しての感謝を述べられました。

普段は平常心でご挨拶されていますが、今回は色々な事があってりょうちゃん自身も大変だったのでしょう、涙が溢れ言葉が詰まってしまっていました。それでも言うべきことはしっかり言われて、若いトップさんだけれども凄いなと思いました。

 

カーテンコールでは退団者ひとりひとりへのメッセージを述べるりょうちゃん。大劇場公演ではさやかさんの番の時に涙腺崩壊してしまったけれど、今回もやっぱりさやかさんの時に、月組配属になった時、90期の長のさやかさんに男役について色々教えてもらったというような事を話している途中、泣いて言葉は詰まるものの一生懸命堪えて、話し終えると「セーフ!!」と言っていました。

そして美弥ちゃんに振るりょうちゃん、美弥ちゃんは感謝の気持ちを述べられました。それを見ているりょうちゃん、話し終えた美弥ちゃんもりょうちゃんを見る、二人で見つめ合って、言葉はなくても気持ちは通じているよ的な空気が漂っているって感じで、特にりょうちゃんがトップとなってからの年月で濃密な確固たる信頼関係ができたのでしょうねルンルン「りょうちゃん」「るりさん」の仲ですものラブラブお2人を見てわかります音譜音譜りょうちゃんにとって美弥ちゃんの存在は大きかった!次回公演で横に美弥ちゃんが居ない状況のりょうちゃんに注目です。

 

恒例の月組千秋楽大ジャンプは、いつもは「月組バンザイ!!」の「ザイ!!」で飛ぶのですが、今回はりょうちゃんが退団者の皆さんで「バンザイ!!の部分をオリジナルで」と振って、美弥ちゃんは「そんなの聞いていないよ」とりょうちゃんに言われるのですが、りょうちゃんは「言っていません」とむちゃぶり笑い泣き

すると退団者の皆さんが身をかがめながら相談し始められて、真ん中のりょうちゃんは邪魔にならないように後方に下がられ、「月組フォーエヴァー」でと決まったところで大ジャンプ無事決行されました。

 

緞帳が降りてもアンコールの拍手が鳴りやまず、「公演は終了いたしました・・・・」とアナウンスが流れてもまだまだ拍手は鳴りやまず、きっと中では再び緞帳をあげるかとか協議されていたのでしょうね、ずいぶんかかって遂にその時がやってきました!!

何と緞帳前にりょうちゃんが美弥ちゃんを連れて出て来られましたキラキラキラキラ

普通はトップさんだけ出て来られるのに異例の事態でしたびっくり

その後ふたりで「漫才みたい」とか美弥ちゃんがりょうちゃんにピタッと寄り添って「旦那さんみたい」とか

いちゃいちゃタイムを経て袖にハケていかれました乙女のトキメキ乙女のトキメキ

 

このお2人の並びとゆる~いやりとりを見られなくなるのは淋しくなるなあショックとちょっとおセンチになりながら家路につきました。

 

今日(火曜日)のタカラヅカニュースで放送されるのかなドキドキドキドキまた映像を見て楽しもうチョキグッド!