今度の日曜日・8日で千秋楽を迎える月組公演。

アクションロマネスクとルビがふってありますが、漢字では浪漫活劇と書かれています、『浪漫(ろまん)活劇(かつげき)』ですよ!!何だかワクワク音譜音譜そして実はコメディですよビックリマーク

 

制作発表のデモンストレーションではとてもコメディとは思わなかったです。でも公演を観るとコメディでした爆  笑初日観た方の感想もコメディと仰っていました。

 

今東京宝塚劇場ではより進化した舞台になっていると思いますが、私の感想は宝塚大劇場なので、ゆる~くさらっと読んでいただければと思います照れ

余談ですが、観劇当日の朝、出掛ける用意をしている時に何とビックリマークぎっくり腰になりましてhu-*でも何とか動けたので取り敢えず湿布だけして宝塚に行ったのでありました(帰ってきてすぐ整形外科に駆け込みましたが、湿布とリハビリで済んで現在もリハビリ行ってます。仕事中は一応コルセットを巻いておりますあせるあせる)歩くのも超スローで、阪急電車を降りる時も「よっこらしょっ」って感じで座席に手をついて立ち上がるというおばあちゃんみたいな動きでしたチーン...観ている間は全然そんなことは忘れて舞台に集中してましたよキラキラキラキラキラキラキラキラ

 

オープニングのダルタニアンと三銃士、銃士達の群舞は圧巻で、初めからもう引き込まれる引き込まれる恋の矢恋の矢下級生に至るまで一丸となってこの作品を盛り上げようとしている意気込みを感じます。

 

そして銃士の皆さんがお召しになっている珍しいブルーデニムのお衣装、お衣装担当の有村淳先生の拘りが感じられます。公演プログラムの有村先生のコメントページを読んで流石だと感心しました。

たまきち(珠城りょうさん)のダルタニアンのお衣装は既製品のジーンズを買って、それを一度ばらして再構築なんだそうでびっくり身ごろの辺は本物のオーストリッチ、マントも一枚革との事。簡単にデニムのお衣装かぁとは言えません。

 

たまきちのダルタニアンは、お披露目公演の男爵役と違って、たまきちの等身大って感じで、ご本人もコメディを楽しんでおられるようで、生き生きとしていて、大劇場2作目とは思えない位の貫禄と包容力で、歌声も伸び伸びとしていて安定感がありました。いやあ本当に凄いなあ、

さすが研2の時の新人公演で当時2番手の霧矢さんの役を堂々と演じていただけのことはあるなあと感慨深いものがありました。

 

先日東京宝塚劇場でのスカイステージの貸切公演で司会をされた

元月組組長の越乃リュウさんが、ご自身のブログにもたまきちの事を『真ん中に立つ事の責任感や気持ちよさをいい意味で自分の物にしてきたなあ』と書かれていました。月組に組配属になった時からたまきちの事を見て来られたリュウさんの思いが感じられましたニコニコ

 

私も、たまきちたまきちと呼んできましたが、何だかたまきちと呼ぶのが申し訳なく思うくらいにご立派にセンターを務めていて、まあ『宝塚おとめ』にも本人の愛称のところには『りょう、たまき』と書いてあるので、そう呼んでほしいのだろうなぁとお察しいたします。なので、私も今日からたまきちとは呼ばず、書かず、『りょうちゃん』と呼ばせて、書かせていただきますニコ

 

ちゃぴは元男役が役にたっているのか、本来は女の子として産まれたのに色々なご事情から皆の前ではルイ14世として男として振舞っています。声もいつもより低めに出していますが、時折出てしまう女の子としての仕草が可愛らしいラブラブ

 

そして何といっても話題の『壁ドンビックリマーク』ですよラブラブラブラブ

「ドンッ!!!!!!!!」っていう効果音も手伝って、一瞬客席がざわつく位

観ているこっちがドキドキしてしまうU・P ハートU・P ハートU・P ハートU・P ハートU・P ハートU・P ハートU・P ハートU・P ハート

ちゃぴが羨ましかったですわぽっぽっぽっぽっ

ルイーズちゃんはあの一瞬で恋におちたのだろうなぁとうっとりうっとりうっとりうっとり

 

美弥ちゃん(美弥るりかさん)のアラミスはさすが美弥ちゃんが演じるだけあってプレイボーイ、元修道士だけどモテモテドキドキ戦っている時もサラッと髪をかき上げるような仕草。美弥ちゃん以外にこのお役は考えられません!!

 

そして先のブログにも書いたとしちゃん(宇月颯さん)のアトス、三銃士の中でも年長さん、銃士隊のみんなが熱くなっても冷静沈着。りょうちゃん(まだ慣れへんわぁ、ついついたまきちとキーボード操作してしまうにひひ)が若きトップさんなので、としちゃんのような存在がとっても必要だし、ここ最近のポジションがいいんじゃない音譜って感じます。

しっかりりょうちゃんを支えていらっしゃいます。

何回も書きますが、髭が本当によくお似合いで渋いラブラブ大劇場の舞台写真アトスさん買っちゃいましたからてへぺろ

 

ポルトスはありちゃん(暁千星さん)らしく元気いっぱい。大酒のみでいつも飲んでばかりですが、戦う時は剣よりも腕っぷしが強いのか、殴っている印象がありました。ありちゃんも作品ごとに歌も上手くなってきていて、三銃士の一人としてしっかり存在感もありました。

 

月組生として大劇場デビューのれいこちゃん(月城かなとさん)は敵役のベルナルド。全身黒づくめのお衣装とちょいとウェーブがかったロングの黒髪がよくお似合いドキドキドキドキ国王陛下であるちゃぴが実は女の子とわかってから猛烈にアプローチするのですが、相手にもしてもらえず、最後まで『壁』がベルナルドを邪魔します笑う笑う笑う笑う2枚目のはずなのに真面目にセリフを言えばいうほどコミカルで、れいこちゃんの新たな一面が見られましたキラキラキラキラ

 

制作発表の時にはこんな役どころとは思っていなかった、こまちゃん(沙央くらまさん)演じるモンパンシェ公爵夫人、ちゃぴのルイと結婚したくてしたくて迫るのですが、何気にかわされてチーン...

こまちゃんのモンパンシェさんはとても色っぽくてコケティッシュでおみ足も披露されて、まさかこの時には退団されるとは思ってもみなかったし、まだまだ専科さんとして色んな組に特別出演されると思っていたので、今回の退団発表は本当に「えっがーんがーんがーんがーんしょっく。」でした。

 

最後の公演は本来の男役さんみたいなので、しっかり目に焼き付けておきましょうと思っています。

 

専科さんからはヒロさん(一樹千尋さん)もマザラン枢機卿としてご出演。国王に忠誠を誓っていると見せかけて、イタリアから親族呼び寄せて宮廷を我が一族のものとしようと企んでいる本当の敵役。ヒロさんのひと言ひと言が重みがあって渋くて、最後の「御意に」のセリフがとても耳に残ります。ヒロさんの存在は大事です。

 

るうさん(光月るうさん)のボーフォール公爵もキーパーソン。抑えた演技がいいですね。

 

フィナーレナンバーで、りょうちゃんが女役さんに囲まれている場面、ダルタニアンの時とはうって変わって、普段の髪型で(鬘じゃないってことです)めちゃくちゃ格好いいキュン*mキュン*m

何かりょうちゃんから感じる色気が今までとは違って感じました、男役の色気が増したのかはてなマークはてなマークはてなマークはてなマークこまちゃんと絡むのですが、この場面のこまちゃんがまたとっても色っぽくて大人の女って感じで、初めて観た人はこまちゃんが男役とは思わないだろうなと・・・・・

そのこまちゃんと対等な位のアダルト男子な色気を感じさせるりょうちゃんにキュンキュンキュンキュンキュンキュンときた私でありましたドキドキドキドキ

 

デュエットダンスでは流石ちゃぴにしかできないやろなと思う高度な振りもあり、そのちゃぴを軽々と支えているりょうちゃんも凄いなと感心。お衣装が色遣いが珍しいダークグリーンの生地の上に黒のレースが付いている素敵な素敵なお衣装で(ハプスブルクの象徴・双頭の鷲をイメージした振り)最後の最後まで瞬き禁止、気が抜けない公演でした。

 

もっと観れば良かったと後悔しゅん2(結局1回きりの観劇でしたので涙涙

Blu-ray購入決定でありますにひひにひひにひひにひひ<その前にちぎちゃん(早霧せいなさん)のラストデイのDVDも買わな・・・・〉

 

下級生に至るまでみんな全力で作品を創っている空気を感じ、一人ひとり端っこに居ても頑張っている姿、コーラスの素晴らしさ・迫力。

宝塚デビューの方でも楽しめる作品と思いました。

 

あと、レイピアという剣を使っての立ち回りなのですが、剣を交える時や剣を抜く時などの効果音が、サウンドプログラマーという専門の方が今回入っておられて都度都度動きに合わせて音を出しておられるとかその効果音が相まってより立ち回りにリアリティがあって迫力がありました。レイピアも今回初めての先生がスタッフとして入られたようですが、そもそもレイピアというのを初めて知りました上(フェンシングの剣とも違うらしいです)

 

ダラダラと書いてまいりましたが、要は私はこの作品が大好きだという事と、りょうちゃんのダルタニアンはもちろんですが、今回はアトスのとしちゃんにハートと矢ハートを持っていかれたという事でうふうふっ

 

ありがとうございましたぺこりぺこり