一般に政治活動は自由に行える。個人のポスターを個人や会社の建物や駐車場などの掲載することなどである。ただし、議員はその任期満了半年の前になると、活動ポスターを一切貼れなくなる。そうなると自分の名前が外に出せなくなり、選挙に立ち向かうことが困難になる。


 それを回避するため、政党の演説会告知ポスターを使用する。いわゆる2連ポスターがそれである。誰が開発したのか知らないが、議員(予定候補者)本人と党の代表者などが党名と一緒に名前を掲載したポスターがそれに相当する。そそぞれにスタイルは異なっているが、自民党・民主党は言うにおよばず、公明党・共産党から社民党に至るまでそれが共通している点が特徴。


 自民党の場合、その多くの比例区議員(予定候補者)において、全国でどこかに各拠点を持っており、そのエリアに入ると特定人物のポスターが目立ってくる。おそらく、選挙戦に入るとそれがより強固になるだろう。以前はそれを各種制限しようとしていたが、現在ではさらにその分量が多くなっている。金も人でもかかる状況になっている。この時代には、「お金をかけない」と言う言葉も一つの宣伝文句と化している。


 当方は、まとまった拠点が少なく、かつ、ベテラン議員であることで、政党活動ポスターも全国に散らばっている。心強い反面、拠点を持った議員(予定候補者)の隙間をぬう戦略になる。


 この日は、久しぶりに旧知の遠くの自治体議員に会う機会があった。そうした議員や予定候補者のグループの会合があり、挨拶の上、秘書名刺を渡した。


 関係者が久しぶりに顔を合わせる会合で、今の仕事を説明するよい機会であった。だが、挨拶したメインの相手は、ライバル議員を押しているという。とは言え、当方は秘書の立場であるので、それが優先する立場だと協調した。その席に居合わせた全員に討議資料を配布した。

 この日は、エリアの自治体議員事務所を廻る。とは言っても、何の面識がなくて挨拶にっても、地方議会選挙が終わったばかりの政治家に対して、比例区議員秘書が出向いても相手にもされない可能性が高い。元から議員の関係があった自治体議員や、自分と縁があった議員事務所を訪問させていただいた。


 すでに、主力議員が決まっているところもあれば、そうは言ってもそれほどでもなかろう相手をかぎ分けて、協力関係を構築したいと願っている。


 まずは、議員の討議資料を預かってもらう。これが全ての基本。