「何故、痛めるのだろう」と考えてました。

 「痛める」のと「傷める」のは似て非なるものです。

 漢字に、自発か他発かが隠れています。

 「痛める」のは自発的で、「傷める」のは他発的と言えます。

 

 痛みの「痛」には、「涌く」という字が入ってます。

 自分から湧いて(=涌いて)出てくるのが、痛みです。

 傷めるは、他人に傷つけられるという意味が隠れています。

 ナイフや包丁などで傷つけられるイメージです。

 

 腰痛を、腰傷とは言いません。

 「痛」の部首は「やまい(病)だれ」です。

 自分から自発的に病んでいるのが腰痛です。

 「痛」という字にはそんなニュアンスが隠れているのです。

 頭痛や胃痛や五十肩(肩痛)や肩こりなど、あらゆる痛みは自発的に涌いてくる。

 自発的に病んで痛いのです。

 「自分で痛みをつくっている」ということです。

 

 傷(キズ)は勝手に治ります。

 ナイフで切っても塞がります。

 傷は勝手に治りますが、傷が治ったからと言って、痛みがなくなるかというと違いますね。

 「傷」から「治る」に至るのは、直接的です。

 ナイフでの切り傷も、勝手に塞がります。 

 でも、痛みが治まるには、間に「直る」が介入する必要があります。

 「直」とは、「自ら立つ」ということです。

 「自ら立つ」という意識が介入しないと治らないのが痛みです。

 執行草舟氏の本に、「直」とはまっすぐに生きようとする「何ものか」であるという一節がありました。

 まっすぐに生きようとするということが、自ら立つということです。

 

 傷は治るが、痛みは治らない。

 何故なら、直っていないから。

 痛みが治まるには、「痛」→「直」→「治」という経過が必要ということです。

 直らないと、治れないのです。

 

 「直る」とは、言うのは簡単ですが、厳しいものです。

 「直る」とは、自分を省みることから始まります。

 自分を省みることなく、治るは訪れないということです。

 治療は、「直る」お手伝いです。

 傷は勝手に治りますが、痛みが治るには「直る」というひと手間があるのです。

 

■今日から姿勢を変えるために119

自らを省みる時間を持とう。

 

 P.S.

 今日は定休日でした。

 明日からどう「直」って頂こうか、1日中考えていました。

 

 P.S.2

 式の準備は、自分を省みる機会にもなっています。
 執行氏の本は、読むたびにガツンと殴られたような気がします。

 

 

【2017年 エステティシャン向け <関節エステ美脚 講習会>年間スケジュールのお知らせ】


【お申込み】セブンエステ講習会ページより
☑ 開催日の30~40日前からお申し込み開始となります。


【場所】 セブンエステストア東京本店1Fセミナールーム
 <東京ストア>
 〒110-0016
 東京都台東区台東4-27-5 秀和御徒町ビル1F・4F
 (Tel)03-5812-8077


【初級編の日程】

1月31日(火)13:00~18:00 足関節とむくみ対策
3月14日(火)13:00~18:00 骨盤・股関節と小尻・ヒップアップ対策
4月11日(火)13:00~18:00 足関節とむくみ対策
6月6日(火)13:00~18:00 骨盤・股関節と小尻・ヒップアップ対策
7月4日(火)13:00~18:00 足関節とむくみ対策 (現在、キャンセル待ちの電話受付のみとなっている様子です。)
●9月5日(火)13:00~18:00 骨盤・股関節と小尻・ヒップアップ対策
●11月7日(火)13:00~18:00 足関節とむくみ対策


【お申込み】セブンエステ講習会ページより
☑ 開催日の30~40日前から、お申し込み開始となります。



【中級編の日程】
☑ 1度でも初級編に参加された方限定となります。
2月28日(火)10:00~18:00
5月30日(火)10:00~18:00
●8月8日(火)10:00~18:00
●12月12日(火)10:00~18:00


【お申込み】セブンエステ講習会ページより
☑ 開催日の30~40日前から、お申し込み開始となります。