「介護」の風景白濁の中に生きる さて、「介護」の風景。どんな風に詠われているでしょうか。 ☆白濁の中に生きるや 声かけて むつき替ふるも はははめざめず (山口恵子) ☆横抱きにしてベッドまで運ぶ母 野菜に近き軽さなりけり (小高 賢) ☆海を産んだような顔をして祖母は眠る 春の真昼を晩年として (後藤由紀恵) ☆時間をチコに返してやらうといふやうに父は死にたり時間返りぬ (米川千嘉子)