ちゃんと話を聞いてくれない相手とは?
じっくり相手の話に耳を傾けて聴くことが大事だと言われるが、どういうことなのか。どのようにしたら、そういうことができるのか。あらためて、「傾聴」とは何か。どういうことを心がけたり、どういうことに注意したらいいのか。そんな、傾聴研修のようすを報告しています。
「こういう相手には、あまり自分の問題や悩みなんかを相談したくないなぁ」という人がいます。日常の生活のなかに少なからずあることで、そういう相手には大事な話や深い話をするのはちょっと考えてしまう……。
じゃあ、そういう相手、あまり相談したくない人とはどんな相手なのか……と、逆の側から考えてみることになりました。
●相づちは打っているが、話を聞いていないことが伝わってくる。
●話したことを勝手にまとめちゃう。そして、こうでしょと決めつけられちゃう。
●最後まで話を聞かずに、自分の話の方にばかり持って行く。
●途中から「こうすればいい」と言い出す。批判したり非難したりする。
●「いつもそういう考え方するよね」と、自分の枠に要約していく。
●時計を見たり、何か他の方を向いたり、早く切り上げたがっている。
あまり相談したくない人とは……
●態度が横柄。こっちを見ていないし、相づちも打たない。●相づちは打っているが、話を聞いていないことが伝わってくる。
●話したことを勝手にまとめちゃう。そして、こうでしょと決めつけられちゃう。
●最後まで話を聞かずに、自分の話の方にばかり持って行く。
●途中から「こうすればいい」と言い出す。批判したり非難したりする。
●「いつもそういう考え方するよね」と、自分の枠に要約していく。
●時計を見たり、何か他の方を向いたり、早く切り上げたがっている。
出るわ出るわ……態度、上から目線、気が無いようすなど、こういう相手、ちゃんと話を聞いてくれない相手に遭遇することがけっこう日常的にはあるのでしょう。
では、そういう相手に話をしている本人としては、どうなんでしょう。どんな気持ちになるのでしょう。
◆話を早く切り上げようと思ってくる。
◆腹が立ってくる。
◆自分が何を話しているか、混乱してくる。
◆自分の話していることが、これでいいのかと不安になってくる。
◆話を早く切り上げようと思ってくる。
◆腹が立ってくる。
◆自分が何を話しているか、混乱してくる。
◆自分の話していることが、これでいいのかと不安になってくる。
こんなわけで、「傾聴」でなく「非傾聴」の姿をまじまじと見つめることで、逆に何が大事なのか見えてくるようでした。
ちゃんと話を聞いてくれない相手に、「腹が立ってくる」のは健康なのだ、と山川先生は言います。それは、相手が聞けないのであって、本人のせいではないから、ということです。
コラム担当(鮮)が思ったことです。相手が話を聞いてくれないと本人が混乱し不安になってくるというのは、話し手は相手の「受けとめ」を感じながら話をするからだと思います。相づちや目線や、向き合い方や、さまざまな「受けとめ」が安心を生み、話をするのも、話を聞くのも、共同の作業なのだと思います。それが、取り外されてしまうので、「一人」になってしまい、不安になるのだと思います。 (鮮)
