◆朝鮮半島が中国共産党の配下のまま統一されるという危機 | しおんの勉強部屋

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は?韓国なんか、ごめんだよ、100年、近づいて来なくていいよ!
日本抜きの朝鮮半島統一? 
日本に援助資金を求めない、ってことだよね!結構結構!


と、感情的に切り捨てるのは簡単だが・・・

日本の安全保障、という観点からみたとき、
韓国が「事実上の中国領土(=韓国自治区)」になるようだと、非常にまずいと思う。

少なくとも、「自国を失わないように」必死に中国に対峙しているように見える、北朝鮮はともかくとして、
現在の、パク・クネ政権下の韓国は、
甘い言葉とわずかなプレゼントと、バラ色の夢をチラつかせる中国に対して、
完全に舞い上がり・・・そして、無条件にひれ伏しているように見える。

たとえば、この記事のように、彼女(=パク・クネ)を、
”自信たっぷりに暴走”させている背景として、
韓国の最重要国策である「反日キャンペーン」に対し、
中国側から、賛同と援助を受けている、という事実があるだろう。

近頃は米国における、韓国の反日政策と日本バッシングキャンペーンについても、
中国サイドが強く援助・関与し始めたが、
これについて、彼女が「中国からのプレゼント」の「お礼」をしたいと思い、
また、中国共産党も当然のこととして、「みずからの意志に沿った見返り」を要求する・・というということは、十分に考えられるだろう。

パク・クネの、この記事のような「暴走」は、
中国共産党の意志」を、わかりやすく反映しているのではないか、と私は推察する。



韓国国会への、北朝鮮勢力の浸透は、時々指摘されるが、
もしも、中国にからめとられた、パク・クネ大統領のもと、
中国共産党の息がかかった、韓国国内の「北」勢力の意志が強く働くかたちで統一が進み、
朝鮮半島が「事実上の中国」になってしまったら・・・

中国領土が、朝鮮半島まで延びてしまうことと同義になり、
少なくとも向こう数十年間は、日本の、安全保障上の脅威になると思う。

中国は周辺国を占領するとき、現実とは関係なく、必ず
「ここは、もともとは中国領土だった!」 と言うが、
その論法にのっとると、近年、唐突に「ここは中国領だ!」と主張しはじめた沖縄に比べ、
はるかにスムーズに、「朝鮮半島は中国領土」ということになってしまうと思う。

現在の韓国は、日本統治を、国の標準語で
「強制的に占領されていた時代」という意味で「日帝強占期」としており、
「その歴史には我慢できない!認められない!それ以前の状態に戻るのだ!」
と韓国国民が盛り上がれば、
「それ以前の状態」 すなわち、かつての清の冊封国(=事実上の「中国の自治区」)になることに
それほど抵抗感は無いのではないか、という気がするからだ。

また、北朝鮮は、すでに多くの鉱山や主要な港などを、中国に、租借権によって握られており、
さらに、中国共産党は「北朝鮮の正統な後継者のひとり」である、
金 正男氏の身柄を拘束・金銭的に 支配しているとされているため、
パク・クネ氏を絡め取った今となっては、「南北の統一」をさまたげるものは、
金 正恩氏とその取り巻きだけであり、
中国共産党が、長男・金正男を神輿に担ぎ上げて北に乗り込んでしまえば、
こちらも・・パク政権下の韓国と、ほぼ同時に、
「事実上、中国共産党の意志で動く」「片割れ国家」を、
朝鮮半島に誕生させることも可能だと思う。

(※参考資料:「韓国、国内でも歴史対立 朴大統領が偏向教育批判」(msn産経)
韓国の歴史学界は北朝鮮を民族的で正統な政権とする親北朝鮮的な左翼系がいまなお優勢といわれる。
学校でも“韓国否定”の左翼教育が幅を利かしている・・(以下略)


李氏朝鮮の、清による冊封体制以来となるが・・・
朝鮮半島がふたたび、「自国の意志のもとに」「中国にのみこまれ」たら、
いつかの日本のように、彼らを助け出しに行く国はもう無く、
まさに、朝鮮半島は 1000年の属国になってしまうだろう。

中国大陸を現在、支配する、若い軍閥国家、中国共産党の、私物のような国に。

パク・クネ氏は舞い上がって中国共産党に擦り寄っているようだが、
『中国を喜ばせるかたちでの統一朝鮮』は、幸せな国家になるだろうか?
私は、ウイグルやチベットなどの現実を見る限り、高い確率で、朝鮮という人種・民族が
「徐々に減り、消滅する可能性」を捨てきれないと思う。

朝鮮半島が事実上の中国領土(=朝鮮自治区)になってしまった場合、日本は、
中国軍による、海からの直接的な進軍を監視することまではできると思うが、
じゅうぶんな備えがなければ、朝鮮半島という領土を足がかりに、
中国に占領されてしまう可能性が高い(=事実上の敗戦)と見たほうがいいと思う。

もちろん、中国による日本占領(=事実上の日本の敗戦)は
ある日突然、軍事的に起こる、ということではなく、
中国お得意の人口流入を使い、日本の地方自治体に外国人参政権を認めさせて、
「事実上の中国人自治区」を日本国内に乱立させる
、などの・・
超限戦を駆使して、ということになるだろう。
(※今朝のニュースにある、自民党が検討し始めた、「20万人移民政策」は、
今後、日本国民に、特に監視されるべき事案だと思う。)



話を戻すが、引用元の記事によると、韓国政府の公式見解は

>「今年を統一時代の幕開けの年」と位置づけ
>「今後4年が韓半島の平和統一の分水嶺になるだろう」


だそうだ。

向こう4年間は、韓国は、中国にへつらうパク・クネ政権下にあり、
「領土問題では中国と同調して動く」と宣言している、ロシア・プーチン政権の任期は、
少なくともあと5年・・・ことによっては10年間、続く。

民主主義サイドの国として、日本と同盟関係にある米国は、
大統領選挙の頃から、中国共産党から資金援助を受けているのではないかと言われている、
「中国寄り」のオバマ政権があと3年続き、
特亜(=中国・韓国・北朝鮮)に、毅然と対峙できる、頼みの日本の安倍政権は、
あと3年で任期が終わってしまう。

そして・・・日本に軍事的恫喝の姿勢を強く見せ始めた、中国共産党の国家主席・習近平は、
最大で、2期・10年間、中国のトップとして君臨できる。

こう並べて見ると、米国と日本の、次のトップ選挙の頃・・
韓国では、伝統的に大統領の支持率が落ちてくる、任期満了の1年前あたり・・・つまり3年後に、
中国共産党の意志が反映されたかたちでの、南北統一がなされるのではないか、という気がする。

南北統一の、私が空想するシュミレーションは、こうだ。


・・・・・・・・


1)北朝鮮に、長男・金正男氏を正統な後継者とした体制を作ろうとする動きが起こる。
(=現・金 正恩体制を倒す動き、中国共産党の意志や援助が裏で動く。)

2)金正男氏は、以前インタビューで答えていたように、「世襲には反対」と主張、北朝鮮の民主化を宣言、南北の平和的統一をしたいと韓国にアピール。

3)「金正男氏は国際派でまっとうな考えを持った指導者者だ。」
「北朝鮮は変わった、日本は朝鮮半島の統一を、資金的に援助せよ!」
という、日本国内の(他国の息がかかった勢力サイドの)マスコミによる宣伝戦が起こる。
(そのために、中国共産党と韓国政府・北朝鮮からの、多額な資金が日本マスコミに投入される)

4)日本からの、潤沢な資金や援助を受けて、南北朝鮮は 平和的に統一。

5)裏で糸を引いてきた中国は、平和半島への援助というかたちで特権を享受し、
  北朝鮮から租借してある鉱山の資源を運び出すことが容易になる、
  軍港としての羅津港が使いやすくなるなど、日本侵略のための巨大な足がかりを得る。


・・・・・・・


いち素人の、単なる空想だが、
現在、韓国も中国も北朝鮮も、日本を軍事的に恫喝するか、
国際的な情報戦で、日々、計画的に貶めているという、現実がある以上、
どんな空想もシュミレーションも、しておいたほうがいいのではないか、と思う。



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