王将戦七番勝負第一局 | sirviaのロックな日々

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いよいよ始まりました。

藤井くんが王将を奪還して、五冠になるのかビックリマーク

注目の第一局が、9日と10日にありました。

 

ここで藤井くんの凄い手がありました。

41手目の8六歩です。

この手を見たプロ棋士の方達はみな、驚いていました。

8筋は後手の飛車が直通していて通常ならば堅く閉ざしておくべき地点。そこを自ら防衛ラインを押し上げるような手。

ということです。

ある棋士の方は、 「この手がいい手だというなら、私が習ってきたことは、すべて間違いだったことになる」

とおっしゃっていました。

常識破りのこの手は、本当に良い手なのか?

というと、相手から飛車、桂、角など来ても大丈夫、という手なんだそうです。

実際、渡辺さんは、ここで大長考されました。

有効な手が見つからなかった、ということです。

 

こんな手が指せるのは、藤井くんしかいません。

素人から見ても、こんな凄い手があるなんて、面白いです。

 

戦いは、一分将棋になるまで、大接戦でした。

最後は藤井くんが、詰みを見切って、勝ちました。

 

これで、五冠まで、あと三勝です。