“リラックスできない病”の話 | 若返りの秘薬「殿の音速アンチエイジング」

若返りの秘薬「殿の音速アンチエイジング」

ドイツ修道院秘術の
占星術とハーブを融合した
ファスティングの方法から、
東洋医学のストレスを抜く
体の使い方まで、幅広く…

京都を舞台に、人体実験を満喫中。

仲間になりたい、
好奇心旺盛なあなたも、ぜひ。

体育の時間だったか、

それとも全体朝礼だったか…

 

子供の頃、学校で

 

「気をつけ!」

 

「休め!」

 

みたいなことを

やらされていた記憶があります。

 

 

 

 

ただ…

 

先生に

 

「休めぇぃいいッ!」

 

と言われて、休めのポーズを

とったのはいいものの、

体は全然休めてなかったな…と。

 

そんな遠い昔のことを

思い出すような出来事に、

つい先日遭遇しました。

 

シンプルに言うと、

 

「体がガチガチに緊張して

 呼吸が浅い人の休めなんて、

 たいした休めになっていない」

 

ということを、

改めて思い知らされたのです。

 

 

今回は、あなたの呼吸力や

瞑想の効果をグレードアップする、

そもそもの前提の話。

 

これを意識すれば、

あなたのリラックスレベルは

1段階、深まります。

 

ぜひ、参考にしてください。

 

それでは、まいりましょう…

 

 

============

あなたの体内に我がいて、

道を邪魔をしている

============

 

「空飛ぶアイテムを

 1つもらえるとしたら、

 タケコプターよりも

 一反木綿がほしい」

 

と思ったあなた、こんばんは。

 

殿もですトノサマ

 

 

(理想の形)

 

 

先日、より効果的な呼吸の

実践講習をしていました。

 

個別で依頼があったので、

野外講習をしていたのです。

 

 

しかしその講習は、

 

「まずはリラックスした状態で立つ」

 

という部分だけで、

約1時間かかってしまいました。

 

自分ではわからないものの、

頑張って仕事している人は

リラックスして立つことも

困難だったのです。

 

 

で、次にリラックス。

 

これまた、本人はリラックスして

体の力を抜いているつもりでも、

実際は体ガチガチ。

 

しかも、息は詰まって

真夏の鴨川のように浅いのですが…

 

本人はケロっとして、

 

「私リラックスしてますよ、

 心はとても穏やかですよ」

 

とすました顔で、

両手を広げて言ってくるのです。

 

 

 

 

こう言う時に、

 

「うんうん、そうだね〜。

 

 君はリラックスできてるね〜

 心おだやかだね〜」

 

と褒めて伸ばすのも

1つの方法でしょう。

 

が…

 

我々の時間は限られていて、

しかも殿は金銭をいただいて

教えている身。

 

褒めたままなんの改善もなく

家に帰って、ガチガチのままで

日々を過ごすのは人生の損失です。

 

そう判断したこともあって、

 

「肋骨を開いたり閉じたりして、 

 横隔膜と6つの内臓を動かす」

 

という呼吸の実践をすること、

約2時間。

 

 

リラックスできたところで

 

「どうですか?今の感じは」

 

と尋ねた途端、

彼女はその場にしゃがんで

 

「うう〜、

 私は愚かなメスブタでしたぁ〜」

 

と極端な反省を

始めてしまったのです。

 

 

どうやら彼女も、

いかに自分が日頃から

リラックスできていないか?

 

呼吸が浅くてガチガチか?を、

思い知ったようでした。

 

きっと今後の彼女は、

大きく飛躍するに違いありません。

 

 

我々はよくも悪くも、

慣れてしまう生き物です。

 

いつも鼻が詰まっている人は、

鼻づまりで息苦しいことが

当たり前になり…

 

ゴミの匂いがする部屋に

住んでいる人にとっては、

それが当たり前の匂いになる。

 

体ガチガチで呼吸が浅い人が、

 

「浅い呼吸が、普通の状態」

 

と慣れてしまうのも、

無理のないことです。

 

 

ただ…

 

このリラックス下手、

そこから生じる浅い呼吸を

早めに解決しておかないと…

 

いくら瞑想をしても、

一流の呼吸法を学んで

毎日1時間実践しても…

 

そもそも息が届いていない、

だからほとんど効果がない、

という結果になりかねません。

 

 

これは経験者だからこその、

痛い体験からくる言葉。

 

素直に聞いておいて

絶対に損はありません。

 

 

リラックスできない状態で、

呼吸法や瞑想に取り組む。

 

これでは、肝心の息が

うまく通ってくれないのです。

 

例えるなら、

 

「現場に向かう救急車の前に、

 大木が倒れて道を塞いでいる」

 

というイメージ。

 

 

なんだったら、

その倒木の上でポーズを決めて

 

「ここを通りたくば、

 まず我を倒してみよ!」

 

と叫ぶ邪魔者がいる状況です。

 

 

 

我(われ)のイメージ。

 

 

考えてみてください。

 

自分のことを一人称で、

 

「我(われ)」

 

と呼ぶヤバイ奴が体内にいて、

呼吸が通るのを邪魔している。

 

そりゃあ、循環が弱くて

元気になれないのも当然です。

 

 

以上のことから今回、

あなたに覚えておいてほしいこと。

 

それは、

 

「自分で思っている以上に、

 我(われ)の体は緊張している」

 

ということです。

 

 

殿が見てきた感じでは、

 

「ヨガを本格的に、

 毎日やっている」

 

という人で、なおかつ

 

「人間関係のストレス」

「お金のストレス」

「仕事のストレス」

 

に対する打たれ強さがある人は、

リラックスが上手でした。

 

 

逆に、漢方30年、

知識とスキルが超一流でも

 

「漢方が一番!

 西洋のハーブなんて

 素人でも扱えるゥ!」

 

なんて豪語している人は、

パッと見てわかるぐらい

体がガチガチでした。

 

 

つまり、知識、実践、

心の強さ、体の使い方…

 

トータルバランスが

整っている人でないと、

いいリラックスが

できていなかったのです。

 

 

体が硬くても、

心が硬くてもダメ。

 

もちろん、殿もまだまだです。

 

特にこの春からは、

ウイルス騒動で困った人の

サポートが重なっていて…

 

読書や執筆にのめり込んだり、

自分のセミナーやイベントの

準備を頑張っているうちに、

 

「ルパン三世が

 小さい車を運転する時の、

 キュッと縮こまった姿勢」

 

になってしまいます。

 

しかもこれ、じわじわと

緊張が悪化していくので、

自分ではなかなか気づけません。

 

 

だからあなたも、

 

「自分はできていない」

 

という前提で体を緩め、

心や観念を緩めるような

メンテナンスを心がけてください。

 

 

殿が出会った

 

「この道一筋、40年!」

 

という超一流の人たちほど、

この“できていない前提”で日々、

自分を研ぎ澄ましています。

 

 

「自分はわかっていない、

 自分はできていない…

 

 その前提で学ぶと、

 大事なことが見えてくる。

 

 その前提で取り組むと、

 人への心配りだとか

 自分の盲点が理解できる」

 

 

先日お会いした

 

「占星術が好きすぎて、

 60年やっている」

 

というおばあさんも、

同じことを言っていました。

 

個人的にかなり感銘を受けたので、

自称、愚かなブタさんにも、

この言葉を贈っておきました。

 

 

現代人は

リラックスが下手な人が多くて、

自分の能力を使いこなせていません。

 

多分、本来持っている能力の

20%ぐらいしか出せずに

苦労している人は多いはず。

 

つまり、

 

「才能がない」

 

のではなく、

リラックス下手からくる

無駄なエネルギー漏れが原因で

うまくいっていないのです。

 

特に、今の世の中の空気は

去年よりもエネルギー漏れを

加速させていますので、

注意が必要です。

 

 

ですから、

 

「自分はまだまだ、

 リラックスできていないかも」

 

という視点で、自分の状態を

一度見つめ直してください。

 

きっと視点を変えることで、

今まで見えなかったものが見え、

自分をグレードアップさせる

きっかけが見えてくるはずです。

 

 

体のリラックスや

息を深くする秘訣、

心を緩める具体的な方法は、

あちこちで書いています。

 

ストレスを抜く、塩風呂

 

肩こりを解消する、ストレッチポール

 

呼吸力を高める、あの方法

 

他にも探せばありますので、

興味のある人はどうぞ。