「ラクトバチルス・アシドフィルス」
という単語だけ覚えて、
まだ体験していない人も、
すでにサプリを数種類
買い漁って、日々実験を
繰り広げている人も…
こんばんは、殿です
会う人に、
「今、ブログで腸内菌の話を
しているんですよ…」
「ラクトバチルス菌と、
ビフィズス菌がいいんですよ…」
と言うと、
「あっ、腸内菌ね。
私、ビフィズス菌入りの
ヨーグルトを毎日食べてるんで、
大丈夫ですよね!?」
と聞いてくる人がいますが、
だいたい、この質問をする人は
「90％以上スベっている」
つまり、求める効果が
十分に得られていません。
「まぁ、コンビニやスーパーで
売られている商品であれば、
あまり効果は期待できませんね…」
以前は、そう言っていましたが、
正直に言うと、まるで殿が
「期待できない商品を
売りつけた人」
かと思うような目で
見てくる人が多いので、
最近は
「あぁ、いいんじゃないですか」
とウソをつくようになりましたが、
ここで告白しておくと
「加熱、殺菌処理している
市販品のヨーグルトでは、
効果が薄い」
というのは今も同じことです。
殿は基本、
「今まで自分が信じていたことが
まるで嘘っぱちだった」
ということに気づいて
ショックを受けたとしても、
真実を知りたいし成長したいし、
劇的な効果を手に入れたいのですが…
ほとんどの人は
どうやらそうではないことが、
最近、身に沁みて分かりました。
だから、真実を伝えても
自分の意見に固執して
行動を変えようとしない人には、
「あぁ、いいんじゃないですか…」
と言っています。
無駄な争いは避けて、
理解し合える人だけを
健康に導きたいので、
これでいいと思っています。
最近、ウソが上手になって、
また１つ大人になった自分を、
ヒシヒシと感じています。
う〜む。
あっ、話を元に戻しましょう。
「ビフィズス菌」
は、よく知っていても、
「ラクトバチルス」
は知らなかった…と。
よく言われますが、
殿もそれは同じでした。
最強クラスの腸内菌でも、
「ビフィズス菌」
は、とてもメジャーですし、
あなたも何度もこの名前を
聞いたことがあるはずだ。
それは何故かというと、
「ビフィズス菌が入ってます!!」
という謳い文句の商品が、
世の中にいっぱい
あるからではないかな。
そう、商売の天才たちが
「ビフィズス菌って
お腹にいいらしいよ…」
「へぇ、じゃあビフィズス菌を
入れたら売れるよね…」
という話になって、
色々な商品を作った為に…
「ビフィズス菌」
という名前は、誰でも
知っている超有名な菌に
なったのです。
言ってみれば、
「ヤブ医者」
みたいなものです。
今では、下手くそな医者を
「ヤブ医者」
と言いますが、実は昔は
「ヤブ医者」
というのは、超一流の腕を持つ
医者のブランドのような
ものだったのです。
「僕、ヤブ医者だよ」
というのは、
「フェラーリ乗ってるよ」
「ドバイ住んでるよ」
ぐらいの、人が聞いたら
「スゲー、スゲー!!」
と絶叫するほどの
凄いことだったのです。
このヤブとは、今でいう
兵庫県の
「養父」（ヤブ）
という地域のことで、
ここの医者は超一流の
凄腕が多かったのです。
だから、
「養父の医者です」
というと、みんな神のごとく
崇めるようになった為に、
「その名を語る偽物」
がたくさん現れたのです。
けれども、名を語っただけの
偽物の腕は、実際は３流以下。
治らない、失敗する…
これを繰り返すうちに、
いつの間にか人々の間で
「養父の医者って、
腕が悪いよね…
治らないよね…」
という噂が広がり、そのうち
「養父の医者＝下手くそ」
と言われるようになって
現代に至る…と。
諸説ありますが、
こんな話があるのです。
で、ビフィズス菌も
「効果があるよ」
と言われた為に、低品質で
菌が死んでいる製品まで
「ビフィズス菌、配合!!」
と言って出している為、
おそらく多くの人が
「ビフィズス菌の
本当の力を知らない」
のではないか？と思います。
「ビフィズス菌が入っていて、
お腹にいいですよ!!」
と言われると、なんとなく
その響きに惹かれて、
「健康になれる」
「腸に優しい」
「お腹、イキイキ」
と思う人は多いはずです。
けれども、その中身は
「ビフィズス菌がほとんど
入っていない上に、
加熱殺菌処理のせいで
菌は、ほぼ全滅状態」
しかも、その上に
「保存料とか添加物など、
体に害をなす物質が
てんこ盛りで入っている」
という代物なのです。
サプリ業界では、
「本当にいいものは１％以下」
と言われています。
「100個の中で、いいものは１つ」
と考えると、あなたが本物に
出会う確率が限りなく低い、
ということに気付けるでしょう。
この確率でいいサプリを
見つけ出そうとするのは、
女の子の中に紛れ込んだ
「はるな愛」
を見つけるぐらい、
難しいのではないかな。
というわけで、
「ビフィズス菌」
というだけで飛びついたり
安心していると、損するよ、
という話に今回は留めて、
詳細や見分け方については、
次の機会にお話しするとして…
今回は、菌のエリート一族、
「ラクトバチルス家」
の華麗なる２番手をご紹介します。
「ラクトバチルス・サリバリウス」
なんとなく、多少荒っぽい
響きがありますが、
この菌はとても紳士です。
サリバリウスの特徴は、２つ。
まず１つ目は、
「腸の中の食べ物を消化して、
栄養を吸収しやすい状態に整える」
という働きです。
そして、２つ目に
「腸の内側にこびりついて
取れなくなった宿便を、
腸に優しく、丁寧に取り除く」
という働きも持っています。
あなたは、水道のパイプ掃除を
した事はあるでしょうか…？
殿は学生の時、
「一日１万円」
の広告に引き寄せられ、
水道管の掃除をした事があります。
洗剤を使ってゴシゴシ洗うと、
たいていの汚れは楽しくなるほど
綺麗に落ちていったのですが、
「カリカリに固まった汚れ」
だけは、どれだけ力を入れて
ゴシゴシしても、綺麗に
落ちませんでした。
親方も、
「ぼうや、それだけは無理だぜ!!」
と言っていましたが、
何年もかかってこびりついた
頑固な汚れを落とすのは、
とても困難なのです。
そんな頑固な汚れまでも
優しくはぎ取る能力を持つ
紳士のような菌が、
「ラクトバチルス・サリバリウス」
だとイメージしてください。
。。。
フフ、どうでしょう…？
早速、サリバリウスの入った
サプリを探したくなった、
という人もいるのでは
ないでしょうか…？
このラクトバチルス一族は、
「サプリメント」
で摂るのがいいでしょう。
基本的に殿は、
「栄養は食べ物から摂るのが一番」
と思っておりますが、
「ラクトバチルス菌」
「ビフィズス菌」
はサプリで摂って、あとは
発酵食品で摂るように
しています。
「サプリは不自然だから、
発酵食品で!!」
でもなく、
「なんでもサプリで
済ませてしまおう」
でもなく、バランスよく
補いながら使い分ける。
健康になる為には、
ある程度の柔軟性が
必要になるのです。
…というわけで、
本日のお話はここまで。
次回も、
「ラクトバチルス家」
のエリートを２人、
紹介することにしましょう。
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