1967年7月29日、Billboard Hot 100で1位を獲得・
バンド初の全米No.1ヒット
代表曲として世界的に最も知られる。
歌詞は約7分間の曲の中ではじめと終わりだけ
中心はひたすらにキーボード・ギターの
アドリブが続きます。
ブルースバンドでもあり、サイケデリックバンドでもあります。
バンドの特徴は
ロックの形式を借りた“詩と儀式の音楽”
• オルガン主導の独特のサウンド
• ジャズ的なドラム
• 多文化的なギター
• 詩的で神秘的なボーカル
• ブルースとサイケデリアの融合
• 儀式的な曲構造
これらが重なり、
**唯一無二の“ドアーズの世界”**が生まれました。
バンド名「The Doors」は、
ウィリアム・ブレイクの詩に由来し、
「知覚の扉を開く」という意味を持ちます。
仏教でも、悟りとは
“世界の見え方が変わる瞬間”
であり、まさに“扉を開く”体験です。
このバンド以降・
登場するパンク・オルタナティブロックは
影響をかなり受けていますし、
メジャーなバンドでも影響を受けていると
判るようなリフなど耳にすることも多いです。
大きな存在のバンドであったと思います。

1960年代のヒッピー文化・
ドアーズは
「愛」「平和」「自然回帰」「ユートピア」
という楽観的な理想主義のヒッピー文化に
疑問符を投げかけたバンド。
- ヒッピーの“愛と平和”の裏にある暴力性
- 自由の名の下に起きる混乱
- 理想主義の危うさ
- 集団心理の危険性
こうした“60年代の影”を、ドアーズは音楽と詩で表現しました。

このヒッピー文化と現在のグローバリズムが
よく似ているような感覚を感じます。
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」
グローバリズムは
「国境を越えた経済・文化・人の交流を促進する考え方」
主な特徴
• 自由貿易・規制緩和
• 国際協調(WTO・EU・TPPなど)
• 多文化共生
• 技術・情報の国際共有
メリットもありますが、同時にデメリットもあります。
その昔・愛と自由の名のもとに
行われた過剰な行動が、
奔放な性格・薬物依存という
ヒッピー文化・
協調・共生という名のもとに
地域格差や文化の否定へと
今も続いているグローバルリズム・
遅ればせながら、現政権が
取り組んでいる現実があります。
志(こころざし)には共感しても
過度な行き過ぎは
様々な問題を起こします。
これが世界が現実に抱える問題・
なんですね。
少しまとめてみました。
日本における反グローバリズムの歴史的流れ(冷戦後〜現在)
第1期:冷戦後の“開国ムード”と違和感(1990年代)
■ 背景
• 冷戦終結で「世界は自由化・市場化へ」という空気が強まる
• WTO、自由貿易、規制緩和、民営化が世界的潮流
• 日本でも「構造改革」「国際競争力」がキーワードに
■ しかし同時に生まれた違和感
• 産業の空洞化(工場の海外移転)
• 非正規雇用の増加
• 地方経済の衰退
• 文化的均質化への不安
この頃はまだ“反グローバリズム”という言葉は
一般的ではなかったものの、
「なんとなくおかしい」「何かが失われている」
という感覚が社会に広がり始めた時期です。
第2期:格差拡大と反発の芽生え(2000年代)
■ 小泉構造改革(2001〜)
• 規制緩和・市場原理・競争促進
• 郵政民営化
• 労働市場の流動化
これらはグローバリズム的政策でしたが、
同時に格差拡大・地方衰退が顕著になり、反発が強まります。
■ 反グローバリズムの萌芽
• 「格差社会」という言葉が定着
• 派遣切り問題
• 地方の人口減少が加速
• 農業の衰退とTPPへの反対運動
この頃から、
「グローバル化は本当に日本を豊かにしたのか?」
という問いが社会に浮上します。
第3期:リーマンショックと世界的反グローバリズム(2008〜2010年代)
■ 世界で反グローバリズムが台頭
• アメリカ:ラストベルトの衰退
• イギリス:EU離脱(Brexit)
• EU:移民問題で社会が分断
日本も例外ではなく、
グローバル市場の不安定さが強く意識されるようになります。
■ 日本国内の動き
• TPP反対運動
• 農業・漁業団体の反発
• 地方自治体の“地域主義”の台頭
• 「ナショナルアイデンティティ」への関心の高まり
この頃から、
「グローバル化 vs ローカル(地域)」
という構図が明確になります。
第4期:コロナ禍と“過度なグローバル化”への疑問(2020年代)
コロナは世界中で、
グローバル化の脆弱性を露呈させました。
■ 日本で顕在化した問題
• サプライチェーンの寸断(マスク・半導体不足)
• 外国人労働者依存のリスク
• 観光立国モデルの限界
• 国境管理の重要性の再認識
これにより、
「自国でできることは自国で」
という考えが強まりました。
■ 新しい反グローバリズムの形
• 経済安全保障(半導体・エネルギー)
• 食料安全保障
• 地域経済の再生
• 文化的アイデンティティの再評価
• デジタル主権(データの扱い)
これは単なる“閉じたナショナリズム”ではなく、
「必要な部分は国際協調、守るべき部分は守る」
という“選択的グローバリズム”の時代に入ったと言えます。
日本の反グローバリズムは“拒絶”ではなく“調整”の歴史
日本の反グローバリズムは、
欧米のような急進的な反発とは違い、
「グローバル化の恩恵を受けつつ、
失われたものを取り戻すための調整」
という形で進んできました。
その根底には、
• 地域社会の崩壊への危機感
• 文化的アイデンティティの喪失への不安
• 経済安全保障の必要性
• 格差拡大への反発
といった、非常に人間的で現実的な理由があります。
「日本の反グローバリズム」を
“歴史的事件”と結びつけて読むと、
単なる経済政策の話ではなく、
日本社会が何に傷つき、何を失い、
何を守ろうとしてきたのかが浮かび上がります。
1. バブル崩壊(1991)──“豊かさの崩壊”が始まりの合図
バブル崩壊は、単なる経済事件ではなく、
「日本はこのままではいけない」という強烈な不安を生みました。
• 終身雇用の揺らぎ
• 地方銀行の破綻
• 不良債権処理
• 若者の就職難(就職氷河期)
この不安の中で、
「グローバル競争に勝つための改革」が正義のように語られ、
同時にその反動として、
“守るべきものが壊れていく”という痛みが生まれました。
これが反グローバリズムの最初の土壌です。
2. 阪神・淡路大震災(1995)──共同体の価値の再発見
この震災は、日本社会にとって決定的な転換点でした。
震災は、「国家の効率性」ではなく「地域のつながり」が人を救う
という事実を突きつけました。
• 自衛隊の初動の遅れ
• 行政の混乱
• 住民同士の助け合い
• ボランティア元年
この経験は、
“グローバル化の効率性”よりも“地域の共同体”の価値を強く意識させました。
反グローバリズムの根底にある
「地域を守りたい」という感情は、ここで大きく育ちます。
3. 小泉構造改革(2001〜)──市場原理の急進化と格差の顕在化
郵政民営化や規制緩和は、
グローバリズムの象徴のような政策でした。
しかしその裏で、
• 地方の衰退
• 非正規雇用の増加
• 若者の貧困
• 農業の弱体化
こうした“痛み”が広がり、
「このままでは日本が壊れる」という声が強まりました。
この時期に、反グローバリズムは
“社会の叫び”として形を持ち始めます。
4. リーマンショック(2008)──世界市場の脆さが露呈
世界的な金融危機は、
「市場に任せればすべてうまくいく」
という幻想を壊しました。
• 大企業の派遣切り
• 若者の大量失業
• 地方経済のさらなる疲弊
ここで日本社会は、
“グローバル市場は日本を守ってくれない”
という現実を突きつけられます。
反グローバリズムは、
単なる感情ではなく“現実的な危機感”へと変わりました。
5. 東日本大震災(2011)──国家の脆弱性と共同体の再評価
阪神淡路と同じく、
この震災も反グローバリズムの流れを強めました。
• サプライチェーンの寸断
• 原発事故
• 地域コミュニティの重要性
• 自給・自立への関心の高まり
特に原発事故は、
「国際競争力のためのエネルギー政策」がいかに脆いか
を示しました。
ここから、
• 地産地消
• 地域エネルギー
• 地方自治
といった“ローカル回帰”が強まります。
6. コロナ禍(2020〜)──過度なグローバル化の限界が決定的に
コロナは、反グローバリズムを世界規模で加速させました。
日本でも、
• マスク不足
• 医薬品の海外依存
• 観光立国モデルの崩壊
• 国境管理の重要性
• 食料・エネルギーの自給の必要性
こうした問題が一気に表面化しました。
ここで反グローバリズムは、
“感情”ではなく“国家戦略”としての意味を持ち始めます。
日本の反グローバリズムは、
単なる思想ではなく、
歴史的事件が積み重なって生まれた“社会の深層心理”です。
• バブル崩壊 → 豊かさの喪失
• 阪神淡路 → 共同体の価値
• 構造改革 → 格差と痛み
• リーマン → 市場の脆さ
• 東日本大震災 → 自立と地域
• コロナ → 過度な依存の危険性
これらが重なり、
「守るべきものを守りたい」
という日本的な反グローバリズムが形成されました。
仏教的には
「グローバル化も反グローバル化も、
時代の流れの中で生じては消える波のようなもの」
ということになります。
ここで「中道」という言葉が出てきます。
中道(ちゅうどう)──極端を避け、バランスを取り戻す動き
中道とは、
「偏りすぎた状態を修正し、調和へ向かう働き」
のことです。
日本の反グローバリズムは、
“閉じる”ことを目的としたものではなく、
行き過ぎたグローバル化を調整するための揺り戻しです。
■ 歴史的事件と中道の関係
• 市場原理が強すぎた → 格差拡大
• 国際競争を優先しすぎた → 地方が疲弊
• 外国依存が強すぎた → コロナで脆弱性が露呈
これらの“偏り”に対して、
社会が自然にバランスを取り戻そうとする。
仏教的に言えば、
「反グローバリズムは、中道へ戻ろうとする社会の自己調整作用」
ということになります。
仏教思想で読み解くと、日本の反グローバリズムはこう見えます。
- 縁起:歴史的事件が積み重なって自然に生じた
- 無常:グローバル化も反グローバル化も永遠ではない
- 中道:行き過ぎた市場原理を調整し、バランスを取り戻す動き
つまりこれは、
社会全体の“心の働き”が現象として表れたものです。
これが日本の凄いところ・ですね。

結局・ヒッピー文化は
ユートピアへ行き着く事なく
70年代に姿を消します。
愛と平和は支持されても
薬物依存は受け入れ
られない。
でも、この頃から
ジェンダーレスやビーガンという
取り組みはありました。
これは今でも残っていますね。
ヒッピー文化に受け入れられた
ビートルズの曲・
ジャケットの色とりどりが
狙ってますね。(笑)
ヒッピー文化の総本山・
サンフランシスコの
ヘイト・アシュベリー地区は
初期こそ理想郷となっていたが
次第に若者が溢れ・環境が悪化
薬物LSDが違法となり犯罪も増加・
J・ハリソンはこの地を訪れて
ココは逃げ場所でしかないと
若者たちにLSDを諦めるように
諭した。・・
愛と平和の為に・
繰り返される過ち・
心の中にある
光と影を
人は認めることから
始めなくてはいけない。
大きく変革していこうと
する時には
「中道」という精神が
必ず必要となります。
変革というエンジンに
中道というブレーキは
前に進むためには
大事なこと・
運転するのは人間ですから。
・・・