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第1186回 入替戦 コカコーラVS九電 

2試合目の開始前にさらに日が照ってきました。

1試合目で泣き疲れて、正直ばててました。

九電が良いチームに成長してきているのは感じていましたが、

コカコーラに勝てるほどの戦力では無いと思っていました。

正直30点差はつくだろうと。

試合前の光景も、やはり九電の選手がやや小さく見えます。

観戦していると、外国人選手の活躍で勝負が決まることが多いです。

ドコモに勝っているコカコーラ、ドコモと接戦のサニックス、

サニックスにぼろ負けの九電、という経過を振り返ると、九電では無理と想像します。

1420キックオフ。

開始からコカコーラペースかなという感じで、11分にティム・ベイトマンがトライ。

ニュージーランドの選手で、マオリオールブラックスにも入っていたすごい選手。

ニュージーランドでの治療困難な難病の奥さんのため、日本でのプレーを選択した選手。

これがきっかけで、コカコーラに得点が積みあがるのかと思いました。

しかし、九電得点を許さず。

前半まさかの7-0

後半開始。

後半9分。九電トライ。7-7。まさかの同点。

ただ、直後にまたもティム・ベイトマンの個人技でするするっと抜けられトライ。14 – 7

がしかし、18分。相手ゴール前で、九電がキックチャージ。

ボールも都合よくインゴール内に転がりトライ。

まさかの14 – 14

それでも、まだどこかでコカコーラのエンジンがかかると思っていた。

終盤互角、いや互角以上で九電が押しているように見える。

ただゴール前付近から、コカコーラが得点を許さない。

ペナルティも起きない。

この最大のチャンスを取りきれず、陣地を戻され、万事休す。

同点の場合、トップリーグ側の勝利。

九電、まさかのあと一歩。

たぶんほとんどの人が思っていたはず。

試合の順番違うだろと。

いや、むしろこちらが後でOKな内容。

九電選手が泣きじゃくる姿を観て、泣いた。

一体今日はなんなんだろ。

観戦した中で、最高の試合を最後の最後に見せつけられた。

三菱に負けた九電がここまでやれた、なんなんだろ。感動。

第1185回 入替戦 NTTドコモVSサニックス その3

藤井雄一郎監督

「一年間、この一回の試合にかけて、やってきました。今日はファイナルラグビーをしようと、選手に話しました。選手たちが、体をはって、勝ってくれた。ホッとしています。私が出した指示としては、自陣でやるなということ。1点差でも勝てる方法にフォーカスしました。観に来られた方々は、もっとボールを動かしてほしいと思われたかもしれませんが、今日は、とにかく、勝つ方法を選択しました。最初から、今日は点数があまり入らない試合になると読んでいました。きっちりディフェンスしたほうが勝つと思っていました。一年積み重ねたものが、最後に出たと思います。」

 

田村衛土キャプテン

「この日のためにやってきたので、勝ててよかった。選手皆ががんばってくれたし、分析スタッフも頑張ってくれて、勝つことができました。ペナルティゴールを選択したことに関しては、今日が負けられない試合なだけに、3点とる大切さがあって、その3点が勝利に繋がったと思っています。」

 

ロビンス ブライス選手

「皆で頑張って、入替戦に勝てて、本当によかったです。サニックスのファンの応援は素晴らしかった。トップリーグで試合できるのが楽しみです。」

 

ドウェイン・スウィーニー選手

「チームが総力戦で戦った入替戦に出場することができて、誇りに思います。今シーズン、皆で頑張ってきて、試合に勝って、トップリーグに昇格することができました。これまで頑張ってきたことが報われた気持です。ディフェンスでのチーム全体のパフォーマンスは素晴らしかったと思います。来季、トップリーグでも、引き続き、よろしくお願いします。」

 

カーン・ヘスケス選手

「厳しい試合でしたけれど、トップリーグに復帰することができて嬉しいです。今回はとくに、トップリーグのチームを破らなければならなかったので、昇格はより一層難しかった。でも、私たちは、この一年で、どれほどの練習を積み重ねて、どれほど進歩してきたかを、示すことができたと思います。応援ありがとうございました。」

 

田代宙士選手

「今回、昇格が決まって、重圧から解放されて、ホットしています。今日の試合は、敵陣でゲームを進めるゲームプランでした。でも相手のプレッシャーもあって、うまく敵陣でプレーできませんでした。それでも、ディフェンスで最後まで粘れたことがよかったし、それで勝てたと思います。ペナルティゴールを決められてよかったです!」

 

屋宜ベンジャミンレイ選手

「今回、NTTドコモのしつこいディフェンスや、自分たちのハンドリングエラーで、継続したラグビーができませんでしたが、そのなかでも、皆が辛抱強く闘ってくれたおかげで、僅差ではありましたが、勝利することができました。個人的にもトライをとって、チームの勝利に貢献できたことを嬉しく思っています。この1年間、ブルースをサポートしてくれたすべての人に感謝しています。応援ありがとうございました。」

濱里耕平選手

NTTドコモは強い相手でしたが、サニックスの皆も、体をはって、タフなゲームを戦いました。前半から皆、集中して、練習してきたことを出せました。一年間長かったです。トップリーグに上がれて、嬉しいです。」

 

第1184回 入替戦 NTTドコモVSサニックス その2

今日はバックスタンドにしました。

試合全体を見るには少し上の方が良いですが、選手との距離感を考えると1番前です。

センターラインの前。

 

サニックスのメンバーです。

1.高野大智 2.星本泰憲 3.ヘンカス・ファン・ヴィック 4.福坪龍一郎 5.フィフィタ シオサイア 6.西井利宏 7.田村衛土 8.鶴岡怜志 9.濱里耕平 10.田代宙士 11.屋宜ベンジャミンレイ 12.ドウェイン・スウィーニー 13.ロビンス ブライス 14.アンドリュー・エブリンハム 15.アヒオ シリバ 16.新井信善 17.高島卓久馬 18.申 東源 19.秋田太朗 20.ジャック・ポトヒエッター 21.猿渡 知 22.濱里周作 23.カーン・ヘスケス

今日はポトヒエッターとカーンヘスケスが控えです。

1200キックオフ。

 

前半の10分くらいまで、サニックスが固いように見えました。

バックスがパスを回せない。キックが多い。

ただ、試合後の監督の談話を聞くと、作戦だったようです。手堅く進める戦術。

22mライン内での攻防が続きます。

数週間前に観た、コカコーラ戦の気の抜けたドコモとは違いました。

でもサニックスも気合十分でした。

特に3番の恥ずかしがり屋の外人(我が家の通称)の気合は、最高でした。

何度も何度もタックルに飛び込む姿に胸を打たれました。

何度も何度も仲間を鼓舞する姿に胸を打たれました。

そして23分。

スクラムハーフとウィングの個人技で抜け出し、サニックスが先制トライ。

こう着状態が続いた中で、個人技で先制。

特にスクラムハーフは、ディフェンスでも活躍していました。

しかし5分後の28分、NTTドコモにトライをとられ、同点(77)。

前半終了間際にペナルティキックで、サニックス10-7のリードで終えます。

ノックオンがやや目立ちましたが、ピッチは濡れていて、ボールが若干すべるようでした。

正直、2トライ差くらいで折り返せないかと思っていましたが、そう簡単じゃありません。

クリエルが怪我で交代したのはラッキーですが、後半2m越えのエツベスが入ってきます。

ただ、サニックスもポトヒエッターとヘスケスが投入されます。

 

緊迫したまま後半戦です。

後半開始早々からどっちつかずの展開。

そして18分、スウィーニーがペナルティゴールを決め、サニックスがリードを広げる。

13-7。これで少し気持ちが楽になる。

ただ、その直後の21分にNTTドコモにペナルティゴールを決められる。

13—10

でも素人目にも、徐々にサニックスペース。

26分、田代がペナルティゴールを決め、16—10

状況的にこれで逃げ切れる感じが出てくる。

その後、ドコモが攻撃に転じるも22mラインを越えられることは無い。

トライを許す感じは無い。

ヘスケスが2mを超えるエツベスを抱え上げるなど、みなぎっている。

皆、集中している。

そしてサニックスが攻撃に転じ、34分にも田代がペナルティゴールを決める。

19—10。残り5分程度で、9点差。泣ける。

今日、10番は、キックで大活躍。

ミスに感じたキックはほぼ無い。

後半は、ヘスケスの後ろをカバー。

今日の10番は、最後まで落ち着いて、ミスがありませんでした。

あまり目立たなかった9番、10番が、最終戦で輝きました。

9点差で、ほぼ勝てる雰囲気となりました。

最後、ドコモの意地におされた感じで、39分、NTTドコモのトライ。

のんびりキックしていると終了になるので、さっさと蹴って、すぐキックオフ。

最後のキックオフから大分戻され、ややひやっとするもサニックス守り切る。

このまま19—15で試合終了。

両軍膝をつき、サニックスは感情を爆発させ、スタンドも皆ガッツポーズ。

ホント感動。

 

第1183回 入替戦 NTTドコモVSサニックス その1

1/231/24の最終戦で、最終順位が決定するとともに、入替戦の組合せも決定しました。

そしてまさかのレベルファイブスタジアムでの開催。

130日(土)当日。

午前中まで雨の予報。

前日も夜になってもしとしとと雨が振り続けており、せめて曇りにならないかと思っていました。

ところが朝起きると、窓から陽射しが差し込む晴天。

先週のトップリーグ決勝も、西日本は大雪でしたが、関東はまさかの晴天。

ラグビーの神でもいるんじゃないかと思えるような嘘みたいな天気。

 

サニックスがこの日のために1年間過ごしてきたことは容易に想像できます。

そしてトップチャレンジで圧倒的な1位となっても、今期は自動昇格・降格無し。

この1戦で来年1年が決まります。

サニックス観戦のはじまりは、10月の九電戦です。

あの南ア戦でトライした、カーンヘスケスを観れないかなと。

その日は残念ながらいませんでしたが、間近で観る試合、選手、その迫力に圧倒されました。

これが無料で観れるのかと。(2部リーグは、大きな会場で無い限り無料)

次の週は宗像市のサニックスでのホームでの試合を観に行きました。

駐車場は、試合に出ない選手や控え選手が整理員となっていました。

スタンドの一番前、コーチの隣の席で観戦し、選手や裏方の生の声が聞こえてきました。

それが良かった。

なんだかチームの雰囲気に触れました。

 

入替戦5日前から、ツイッター上で、選手によるカウントダウン映像が流れました。

5日前は、カーンヘスケスのたどたどしい日本語でした。

あと1日となった映像は、キャプテンを中心に選手全員が集結していました。

その映像で泣けました。

ガンバレって思えました。

 

レベルファイブスタジアム。

いつも停める少し離れた駐車場からスタジアムまで10分弱歩きます。

駐車場には、ドコモとサニックスの応援団バスが数台停まっています。

今まで一番多いのではないでしょうか。

そういうのも見ると、気がせって落ち着きません。

なんだかわかりませんが、こみあげてくるものがあります。

相手はいくら最下位でもトップリーグのチームです。

会場は、サントリーが来た時よりも多いように感じました。

第1182回 入替戦!サニックス頑張れ

今年のサニックスは、このためだけに戦ってきたといってもいいですよね。

入替戦!

今年は自動昇格がないことがわかっていたので、1/30のために1年間やってきたわけです。

そんな気持ちを感じとってきました。

相手は、NTTドコモになりました。

コカコーラとの試合を観ましたが、チームとしてのまとまり、覇気が無いチームです。

戦術は、外国人選手頼み。

日本人選手との距離感はありまくりです。

周囲とのレベルの差をお互い埋めようとはしていないのがありあり。

肝心なところで、ミスも多いです。素人目にもわかるレベル。

それからすると、絶対勝てると思う。

あんなまとまりのないチームに負けて欲しくありません。

そしてなぜかレベルファイブでの試合。ドコモは大阪なのに!

ラグビー協会のよくわかんないずさんな運営が最後の最後で生きる!

入替戦なのに、トップリーグ側の恩恵なしで、まさかのサニックスホーム!

絶対勝ってくれ!

第1181回 なんか、ラグビーに感謝したいと思います

何かグレーな気分をぱっと明るくしてくれたのが、ラグビーの日本代表でした。

9月の南ア戦から、ラグビーには感動させられっぱなしです。

今でも南ア戦のダイジェストを見ると、泣けます。

最初は、最後のトライシーンだけでした。

今では、あれだけの連続攻撃をミスせずに続けられる集中力や気迫に泣けます。

だんだん感動ポイントが違ってきてます。

その勢いで10月からラグビー観戦を始めました。

福岡にあるサニックスにカーンヘスケスがいることもきっかけでした。

トップキュウシュウリーグという2部リーグで、トヨタとサントリーが来た時も観ました。

芝と土と男臭さと、熱気が舞うスタンドの雰囲気が悪く無いです。

ハーフタイム入れて、90分があっという間です。

9月から今まで、日々の暮らしに少し何かポジティブな空気を流し込んでくれました。

今でも日本代表選手の一部は、テレビに出たりします。

同じ話を何回聞いてもうれしいです。

ありがとうラグビー日本代表。

(義理の弟が現役の時にもっと観戦したり応援したりできたのになぁ。)

第1180回 トップリーグ決勝

BS朝日で、トップリーグの決勝を観ることができました。

ディフェンス力が高いと、ビッグゲインすることがなく、ジワジワとした攻防となります。

両チームが最高レベルであることは伝わります。

しかし、テレビでこう着状態を見るのは、やや退屈です。

会場だったら、ヒリヒリした感覚で、滅茶苦茶面白いのだろうなぁと。

状況は、ややパナソニックが押している展開でした。

気付いたら、後半25分時で、13点差。

パナソニックのディフェンス力を考えると、2トライはまず難しそう。

でも、そこから東芝が怒涛の追い上げでした。

途中出場選手とSOに廣瀬選手が入ったことが要因に見えました。

残り10分で2トライ。

最後のトライ、泣けました。

その前の東芝ボールになったのも泣けました。

でも、キックパスは、アドバンテージ無しだったみたいです。

えっ!と思いましたが、トライだし。結果オーライということで。

途中出場の大野さんが、ラックやモールに突っ込む姿に胸を打たれました。

逆転のキックは、どうでもよくなりました。

外れるのがラグビーのような気がしました。

やっぱり外れました。

やっとトップリーグ観戦の下地ができました。

次のシーズンが楽しみです。

そして日本代表がどうなるのか楽しみです。

スーパーラグビーは、参加する選手がケガが無いといいなと思います。

 

第1179回 目標設定を考えよう

4月からジムに通ったので、年度を区切りとする。

あと2ヶ月くらいで区切り。

正直、飽きもある。体脂肪率一桁とか目標にしても、サラリーマンではかなり難しい。

最近やっと、数字では無くて、見た目と自分の感覚という意味が少しわかってきた。

単純に計らなければ気にならなくて、見た目やからだの感覚が重視できる。

来年度のトレーニング目標を考えないといけない。

体力向上により、やりたかったスポーツをやれると一番良いのだけどなぁ。

結果的にジムに通えたんじゃなくて、前もって確実に週に23回通えるとわかったらなぁ。

 

最近、筋力が上がっているのを感じる。

時々こういう感覚が来ます。

何らかの壁を越えたような感覚です。

痛みに慣れることも関与します。

もちろん全身ではありません。

胸だったり、背中、脚だったり、その時々です。

最大重量でこなせるマシンも出てきた。

19ヶ月前は、動かせるイメージが全然なかった重量でも扱えるようになった。

回数をこなそうにも、先に手のひらが痛くなってできないものもあった。

今では恥ずかしげもなく、筋トレ用の手袋をしている。

第1178回 サニックスVS九電

宗像サニックス61 - 14九州電力

三菱重工相模原54 - 19大阪府警

これでほぼ大阪府警の4位は決まりで、サニックスの1位も決まりです。

最終戦で、2位を相模原と九電で争う展開です。

入れ替え戦の場所が決まりません。

ただ、過去2年を調べると、トップリーグ側のホームで開催です。

そうなると、コカコーラが参戦です。レベスタで観戦できるのかな。

相模原来ると、またヨメがヤクザに絡まれるのか。(笑)

1/24の結果で、コカコーラ、サニックス、九電が最終の入れ替え戦が決まります。

ややこしいです。

 

第1177回 トップリーグ観戦 サントリーVSホンダ

ヨメがサンゴリアス君を買っていました。サンゴリアス君の出来良いです。

サントリーは、代表選手が全員来ていました。うれしい。

サントリーの910番であるデュプレアと小野のレベルは抜けていました。

素人目にも、試合を作るという感覚が理解できました。この2人が全て。

さらに後半ピシが入って、12番に入った小野がより躍動したように見えました。

ボールのパス回しが、今まで観てきた試合のどれよりも、早くてうまくてミスが少ない。

松島君は、攻撃より守備がすごいです。

じわじわと気付いたら30点差だったのですが、FWが取り切れば50点差までいったような。

【日本代表選手の感想】

垣永:プロップなので目立たないけど、スクラムで対面を圧倒していたようにみえた。

畠山:意外と小さい。そんなに目立たない。

真壁:でかいだけにも見えなくも無かった。キャプテンって感じの行動。

小野:うまい、早い、神出鬼没。小野を観に来たような試合だった。MVP。

日和佐:あまり印象にない。

 

ホンダは昇格チームなので、正直もっと弱いと思っていました。

入れ替え戦を回避していますけど、納得です。強化した感じが伝わりました。

コカコーラとドコモの試合を見ると納得します。