特養の母と1ヶ月ぶりの面会。
今まで拒否も抵抗もせずに
特養で過ごしていた母に
今年に入ってから“帰宅願望”が
出てきました。
特養に確認したところ
だだをこねたり怒ったりして
スタッフのみなさんを困らせるようなことは
ないようなので、そこは少し安心。
今日も穏やかに話をしていると
『お父さん、どうしてる?』
と聞いてくる。
あぁ、やっぱり忘れちゃうのか…
『お母さん、お父さん4年前に
亡くなったよ。』
『えっ お父さん亡くなったの?
なんで?』
『肺炎だよ。お母さんが喪主で
お葬式もあげたよ。』
『じゃあ、私帰れないの?
死ぬまでここにいるの?』
『だって、家に帰ったら
お母さん独りぼっちだよ。
誰もごはん作ってくれたり
お掃除したりしてくれないよ。
ここにいたほうが安心だよ。』
はい…前回と全く同じ会話が繰り返されました
しかも、何度も
でも、帰るときには
『また来てね』
と笑顔でした。
でも、もう、父が亡くなったこと
忘れちゃってるんだろうな
3月の特養での写真
ほんとにいい笑顔です。