古いものたちの記録-その9・ゴッドファーザーの息子 | そるてぃーあひるっ!(いととえん・むすび)

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神仏・精霊・森羅万象。多彩な色彩。多様な生命。円となって繋がり広がる縁。縁のもとに結ばれた糸(=意図)と会う。糸+会=絵。
あらゆる縁の意図(=糸)が絡み合って生じる、そんな絵を描いていきたい。

耳の聴こえない絵描き

ソルト/Shiori Ueda

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古いものと蔵の記録/まとめ

 

 

古いものたちの記録

その9

ゴッドファーザーの息子

 

 

2024年8月28日のこと。

 

 

 

 

 

昭和レトロな「踏み台」。


ガムテープらしき粘着跡がひどいので、キレイにしようと思って準備していたら、中にゴミらしきなにかが入っていることに気付きました。

 

 

 

こ、これは……手塚治虫先生!!

 

 

 

 

調べたら【ゴッドファーザーの息子】というタイトルの作品でした。

 

 

wikiより抜粋

「1973年1月に『別冊少年ジャンプ』に掲載された読み切りの少年漫画。手塚の反戦思想がこめられた自伝的作品の一つ」

 

へー、51年前か。(2024年現在)

ということはこの紙は当時の別冊少年ジャンプの切れ端か。

 

 

収録されている文庫本があるようだから、

そのうち探して読もうかなと思いました。

 

 

 

 

それから1年経った2025年8月1日

 

 

X(Twitter)の手塚プロダクションのアカウントが

「8月は手塚治虫と戦争」…ということで

 

【ゴッドファーザーの息子】の漫画を掲載していました。

 

 

読みました。

 

 

もう泣く。

 

 

手塚治虫先生ってやっぱり、戦争の世代の人なんだなぁ。

 

岡本太郎も水木しげるも。

 

 

 

 

1年前の8月にこの切れ端を見つけ、

1年後の8月に作品を読むことができた。

 

 

見つけられて良かった、読むことができてよかった。

切れ端は捨てずに持っておく。

 

 

あ、踏み台は粘着跡を落として防水防カビの塗料を塗ってきれいにしました。

 

 

 

 

 

2025.8.1