真理の羽根◆046/サルガタナス | そるてぃーあひるっ!(いととえん・むすび)

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神仏・精霊・森羅万象。多彩な色彩。多様な生命。円となって繋がり広がる縁。縁のもとに結ばれた糸(=意図)と会う。糸+会=絵。
あらゆる縁の意図(=糸)が絡み合って生じる、そんな絵を描いていきたい。

今月の告知・宣伝 

 

耳の聴こえない絵描き

ソルト/Shiori Ueda

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《真理の羽根》

 

ときに天使が神になりすますことがある。

翼の裏に本当の心を秘め隠して。

 

ときに悪魔が神になりすますこともある。

その翼を豪奢な衣の下に押し隠して。

 

全ての天使が善き言葉のみを告げるとは限らず

全ての悪魔が悪ゆえの悪だとは限らず

 

では我らは何を信じるべきか

 

 

 

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046‐サルガタナス

開く覚悟

 

 

閉ざされた扉には必ず
それを開けるための鍵がある

必要なものは知識と覚悟

閉ざされた奥を知る覚悟のもとに
扉を開け。

 

 

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向こう側の見えない未知の扉を開けるのは、いつだって覚悟がいる。

その扉は、内側から見ているのか、外側から見ているのかにもよってまた変わるもの

 

 

悪魔のサルガタナスは、召喚者を透明にし、あらゆる場所に移動させ、鍵を開けて中で起こっている出来事を見せてくる。

 

家の中で起こる出来事が、見たひとにとって良いことなのか悪いことなのかは分からない。

 

予期せず見せられることになるのもつらいだろうし

予期していてもつらいものもあるだろうし

 

いずれにせよ、扉の向こう側はいつだって神秘の領域で

わたしたちは勇気を試される。神か悪魔かも定かならぬ存在によって。

 

 

 

(文/ソルト)