兵庫展/終わりの話⑨ | そるてぃーあひるっ!(いととえん・むすび)

そるてぃーあひるっ!(いととえん・むすび)

神仏・精霊・森羅万象。多彩な色彩。多様な生命。円となって繋がり広がる縁。縁のもとに結ばれた糸(=意図)と会う。糸+会=絵。
あらゆる縁の意図(=糸)が絡み合って生じる、そんな絵を描いていきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一年が経ちました。

 

一年前のこと
いつか未来でまた会おう

 

 

 

 

あの日から

一年。

 

 

あなたが残してくれた、繋いでくれたものは

とても多くとても大きい

 

 

あなたは最後まで生きた

 

わたしも最後まで生きるよ

 

 

「紡ぎ紡いでわたしは唄う」

「万の華を描いてゆく」

 

 

あなたがよく言っていた。

 

 

だからわたしも

わたしのうたをうたう。

わたしのいのちを描いてゆく。

 

 

 

繋がるもの続くもの結ぶもの

だれかの意図なにかのいと

初めに繋がるものはへその緒

生命の息の緒は続き

わたしとわたしたちの縁は結ばれて

満ちて満ちて満ちて結ばれて

繋がり続く生命のいとと会う

 

 

「糸」

 

 

 

 

 

 

出会うこと繋がること満ちること

巡り巡り巡り巡り廻り

円になって縁となって再び出会う

わたしたちは世界は全ては繋がっていて

円になって繋がっていて

それぞれの糸に繋がる縁に出会うために

いつかの別れと再び出会うために生きている

生のあわいを知り死のあわいを知り

生死の満ちるを知るために

満ち満ちるあわいの幸いの

いのちのうたを識る

 

 

「会」

 

 

 

 

 

幻想まんだら

~生命のうた~

 

 

 

このふたつを合わせると

 

「絵」となる。

 

わたしたちは糸と意図との端に立ち

それぞれの糸と意図とのあわいに触れて

そうして糸と会って生きていく。