耳の聴こえない絵描き
ソルト/Shiori Ueda
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《 神さまシリーズ 》
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61-シの神/しのかみ
死・始・止・子・私
自他の全てを内包する神
始まりも終わりも区切りでしかなく
自も他も区切りでしかなく、
全てが「わたし」の中にあるもの
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死の神は本当は「いのちをうばっていく」存在ではなく、
阿弥陀如来来迎図のように、そう、「いのちを運ぶ」存在。
死は止でもあるけれど、始でもあり、
あたらしい私、あたらしい子(生命)としてもう一度始まる。
わたしたちは生まれてくると同時に死を約束されていて、
つまりは死と共に生きているということなので、
memento mori (=いつか死ぬということを忘れるな/死を想え)
常にわたしの内側にはゆるぎなく「死」が存在している、
わたしは「死」と共に生きていると
そう思えば、
今ここにまっすぐに立てるし、
わたしと共にある他のすべての死に対しても、優しくなれる。きっと。