かむながら巡る/郡津神社 | そるてぃーあひるっ!(いととえん・むすび)

そるてぃーあひるっ!(いととえん・むすび)

神仏・精霊・森羅万象。多彩な色彩。多様な生命。円となって繋がり広がる縁。縁のもとに結ばれた糸(=意図)と会う。糸+会=絵。
あらゆる縁の意図(=糸)が絡み合って生じる、そんな絵を描いていきたい。

耳の聴こえない絵描き

ソルト/Shiori Ueda

自己紹介

 

問い合わせフォーム⇒チームソルト事務局

 

 

◆◇-------------◇◆

 

 
かむながら巡るシリーズ

 

「かむながら巡る=神社参拝」をやっていると、 

時々、信じるか信じないかはあなた次第・・・的な出来事もよくあります。あるある。

 

わたしの住んでいる交野市で、ほぼ毎日寄ってる神社はココです。

 

郡津(こうづ)神社

大阪府交野市郡津一丁目7番1号
 
難読駅名にも出てくるような「郡津(こうづ)駅」から徒歩10分くらい。

 

 

そんなでかくない、地元のちんまりした神社。

でも歴史は長くて、1300年前から。

ほぉ~。大化の改新(645年)以後に成立した交野郡の役所跡・・・だって。

 

大化の改新(←※史実とはいえないけど)といえば、中大兄皇子とか中臣鎌足とか蘇我入鹿とか。

聖徳太子(574-622)よりやや後の時代ですな。

 

その当時はたしかに、神社仏閣がぽんぽこ作られまくった時代。

 

 

祭神は 

素盞嗚命(すさのおのみこと)

 

スサノオは別名「牛頭天王(ごずてんのう)」と言われてて

 

※牛頭天王・・・

京都・八坂神社の祭神。おそらく昔は疫病を鎮めるために祀られた神。

ただし、八坂神社の牛頭天王と、郡津神社の牛頭天王は同一ではないと思われる。

(名前は一緒だけど中身が違うことよくある→この神さんとこの神さんは一緒じゃね?的な適当な名づけも実は多い) 

 

 

牛頭(ごず)がなまって変化したのが「こうづ=郡津」だとか~

 

地名にも神が隠れている、この不思議。

 

スサノオは、須佐之男とも書くけれど。

「素盞嗚」・・・不思議だ。

 

素→白い純粋なもの(素うどんとか、素顔とか、素直とか、素人とか)

盞→さかずき、酒

嗚→かみなり、鳴るもの

 

神の名の漢字はほぼ当て字とはいえ

こういう漢字の意味を見ると、

「海の神(※スサノオは海を治める)」

「夜の神(※夜も治めているともいわれる)」

というよりも

 

お酒で大騒ぎする陽気な神様ですな(´-`) 
 

真面目に考えると酒=米、稲作とか豊穣のための雨を呼ぶ(=雷)神だろうけれど。  

 

昔のひとの「漢字」や「神名」に対する願いってすごい。

その当時から、「ことだま=言葉には魂がある」を知っていたってことだから。

 

image

 

おだやかにひかり満ちる。

わたしの癒されスポット。

 

 

-------------------

 

さて2017年の年越しは、一緒に年越ししたひとと相談の結果

 

大阪市の浪速区「高津宮(高津神社)」でやりました。

 

たかつのみや、と読んでたのだけど

 

大みそかになって「こうづぐう」と読むと判明・・・・・・・

 

ただし上記の郡津神社と、こちらの高津神社の祭神は全然違うのだけど

 

 

こんなこともある(´-`)。