耳の聴こえない絵描き
ソルト/Shiori Ueda
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「かむながら巡る=神社参拝」をやっていると、
時々、信じるか信じないかはあなた次第・・・的な出来事もよくあります。あるある。
わたしの住んでいる交野市で、ほぼ毎日寄ってる神社はココです。
郡津(こうづ)神社
大阪府交野市郡津一丁目7番1号
難読駅名にも出てくるような「郡津(こうづ)駅」から徒歩10分くらい。
そんなでかくない、地元のちんまりした神社。
でも歴史は長くて、1300年前から。
ほぉ~。大化の改新(645年)以後に成立した交野郡の役所跡・・・だって。
大化の改新(←※史実とはいえないけど)といえば、中大兄皇子とか中臣鎌足とか蘇我入鹿とか。
聖徳太子(574-622)よりやや後の時代ですな。
その当時はたしかに、神社仏閣がぽんぽこ作られまくった時代。
祭神は
素盞嗚命(すさのおのみこと)
スサノオは別名「牛頭天王(ごずてんのう)」と言われてて
※牛頭天王・・・
京都・八坂神社の祭神。おそらく昔は疫病を鎮めるために祀られた神。
ただし、八坂神社の牛頭天王と、郡津神社の牛頭天王は同一ではないと思われる。
(名前は一緒だけど中身が違うことよくある→この神さんとこの神さんは一緒じゃね?的な適当な名づけも実は多い)
牛頭(ごず)がなまって変化したのが「こうづ=郡津」だとか~
地名にも神が隠れている、この不思議。
スサノオは、須佐之男とも書くけれど。
「素盞嗚」・・・不思議だ。
素→白い純粋なもの(素うどんとか、素顔とか、素直とか、素人とか)
盞→さかずき、酒
嗚→かみなり、鳴るもの
神の名の漢字はほぼ当て字とはいえ
こういう漢字の意味を見ると、
「海の神(※スサノオは海を治める)」
「夜の神(※夜も治めているともいわれる)」
というよりも
お酒で大騒ぎする陽気な神様ですな(´-`)
真面目に考えると酒=米、稲作とか豊穣のための雨を呼ぶ(=雷)神だろうけれど。
昔のひとの「漢字」や「神名」に対する願いってすごい。
その当時から、「ことだま=言葉には魂がある」を知っていたってことだから。
おだやかにひかり満ちる。
わたしの癒されスポット。
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さて2017年の年越しは、一緒に年越ししたひとと相談の結果
大阪市の浪速区「高津宮(高津神社)」でやりました。
たかつのみや、と読んでたのだけど
大みそかになって「こうづぐう」と読むと判明・・・・・・・
ただし上記の郡津神社と、こちらの高津神社の祭神は全然違うのだけど
こんなこともある(´-`)。