エール的なもの 2024 | 森永の小部屋 

森永の小部屋 

主に教室受講生に対して書いているブログです。このブログはTACの公式見解ではなく、森永個人の主観に基づくものです。たまにどうでもいいことも書きます。また、記事は万全を期しておりますが、万が一不利益を被られたとしても責任は負わない旨ご了承ください。

受講生の皆様、お疲れ様です

 

昨日の記事でも書いたように、今日から2025年目標の基本講義がスタートします。個人的に相談会も実施しますのでご希望の方は下記の記事を参照しつつご利用ください

 

 

さて、2024年本試験が終了しました。既に相談会も実施し、受講生の方のご意見や感想なども伺っています

 

本試験終了後の感想を聞いていると、なにもかも全て上手くいったという人はほとんどいません

 

記述抜きで合格点に達した人も、合格推定出せる人でも案外「なんでこの問題を間違えたのか」という問題があったり、「本来ならもう少し取れるはずだった」などという感想を持つことが多い

 

本試験では「その日取れる最高の点を取ってくること」と言っておりましたし、それは間違いではないと思うのですが、それと同時に人間はミスをするものでもあります

 

ベストを期待しつつワーストにも備えること

 

ということも言っていたかと思います。点数等を見たらやり残しがあったかもしれませんが、事前の準備や現場ではやれるだけやり切れたはず。それでも心に残るものがあるとすれば、次のステージで晴らしましょう

 

 

次に、記述待ちという方。一番もやもやするゾーンです

 

まず、当たり前の前提として、合格発表までわかりませんし、合否に関し何か主体的にできることもありません。私も望まれれば採点しますし、一定の見解をブログでも書いていますが、採点基準は公表されていないため推測にすぎず、そもそも合格率を何パーセントとするかで記述の採点は変動します

 

試験サイドがハッキリ言ってはいないにせよ、これまでの歴史を振り返れば記述の採点基準は合格率を調整するために使われていると言っていいでしょう。今年の試験で合格率8%のときにとられる採点基準と、14%のときにとられる採点基準は全く異なるはずです

 

私個人の見解としては合格率13%±1くらいを想定していますが、それより絞られるとかなり想定している採点基準と食い違ってくるでしょう

 

なんにせよ、もやもやする気持ちもわかりますが(私も社労士試験で吐き気がするほどもやもやしていました)、ものは考えようで大人になってここまでもやもやすることやドキドキすることってそれほどありません。また、基準点割れをしていたらこのような気持ちになることもありません

 

可能性があるって凄いことです。日々考えすぎても何も変わりませんから、少なくとも年内は合否に関する情報からは離れ、年明けからは落ち着かない日々を味わいつつ過ごしてその時を待ちましょう

 

最後に、自己採点で届かなかったことが確定している方

 

試験は合格するか不合格となるかどちらかしかありませんが、真剣に向き合えば向き合うほど不合格となったときのダメージは深く、受け入れられないことも多くなります

 

今回のこの試験をミクロでみれば、良い結果が出なかった。それは確かにそうでしょう

 

しかし、今後の自分がどうなるかはここから先の自分次第でどうにでもなります

 

良い結果が出てさらに良くなる

 

良い結果が出たけど悪くなる

 

悪い結果が出たけど良くなっていく

 

悪い結果が出た結果さらに悪くなっていく

 

節目節目でこの四つの道があるんじゃないかと思います

 

例えば、オリンピックで金メダルを取ったとしましょう。しかし、そのことでその後の人生が逆に悪くなっていくこともあるでしょう。慢心や過信があったり、人に寄り添えなくなったりなどなど

 

逆に、悪い結果になったとしても、それがきっかけでその後の人生が好転することもまたあります。今や誰しも知っている大谷さんも、高校生活最後の夏は甲子園にすら出れていなかったのです

 

人生案外長いようで短く、短いようで長いので、誰しも勝ったり負けたりしながらやっていくものだと思います。負けた原因を分析し、反省することは大切ですが、拘り過ぎてもいけません。どうせ勝ったり負けたりなんですから、勝っても負けてもその後良いように運べていくように

 

今回良い結果が出たとしても、出なかったとしても、まだまだなりたい自分になっていく途中であることは間違いないと思います。結果はともかく、この1年前後の期間で成長できたことも当然あったはずですし、今後どのような道に進んだとしてもそれを生かしていくことが大切だと思います

 

今回の試験、良い結果が出せたとしてもそれで終わる人もいます。また、悪い結果だった人でも、5年後に輝けている人もいると思います

 

まだまだ途中。途中経過です

 

最後に笑えるようにまた進んでいきましょう

 

では今回はここまでとします。お疲れ様でした。