受講生の皆様、お疲れ様です
総合答練②の採点は終了しています
実際にWEB等で確認出来るようになるにはもう少しタイムラグがあるかもしれません
私は記述の採点だけでなく、他のマークシート部分も手計算で確認しており、担当クラスの方の得点は把握しております
ということで全ての採点が終わったので感想等を書いて行こうかと思います
①出来不出来
上位約44%が総合点で180点をクリアしました。上位30%でだいたい190点以上でした
総合答練①②ともに200点超えている方は、感覚的には、ほぼほぼ大丈夫かなという印象を持っています。このレベルの人が今後意識しなければいけないこと、やらかすとしたらこんな感じだということは、今後教室でお伝えします。それまでは今まで通り、日々知識の精度を上げていきましょう
総合答練①に比べて総合答練②が上がってきたという人は、もちろんそれはそれで良いことなんですが、まだ穴があります。安定して200を超えない原因は未知の細かい知識のせいではなく、当たり前に押さえていなければいけないところに穴があるからです。あの抗弁権が書けないとか、後で見たら「わかっていたはずなのに」というところで取りこぼしがあるからです
もともと、基本講義ではバッチバチに範囲を広げているのですから、それが押さえられれば合格点は超えられます。残りの期間で、「当たり前」の知識が当たり前に出力出来るように凡事徹底していきましょう
総合答練①②ともに思うような成果が出なかった方が意識すべきことも、やはり凡事徹底です。逆にしてはいけない勉強としては、①教材を変える、②偏った勉強をする、③答練の反省が出来ているようで出来ていないなどなどでしょうか。①は教材を変えるのではなく、どう処理するかという点が問題であり(一箇所に拘り過ぎて全体が回せない等)、そこが改善出来ないとどの教材でも成果は変わらず、逆に落ちます。②いつも言っていることですが、特定の科目に偏った勉強は駄目で、全体の底上げが必要です。③は取るべき所で落としている原因を突き詰め、その改善策をとっているかどうか。取るべき所は何処で、何をどのようにすれば取れたのか。それは事前の準備に原因があったのか、それとも現場なのか。それを改善するための策は取っているか。
点上がらないので、教材変えました
みたいなのは良くなくて、点が取れない原因を突き止めること。単に「ケアレスミス」とか言っているのではなく、どのようなミスなのか、それを次回以降やらないために、日々何を意識するのか。
記述で漢字ミスがあった
それを今後しないために、この数日何をしたでしょうか
そのようなことの積み重ねが点の向上に繋がります
②記述
思っていたより全体的に良く書けていたという印象。特に問題45は想定以上に出来ていた。逆に問題44がズレていたり、問題46の簡単な方のキーワードが間違っている(もう一つのほうの抗弁権とか)答案が案外多い。問題44は苦手とする受験生も多いのですが、問題46のミスは致命傷となります。先程書いたことと被りますが、合否を分けるのは奇問難問ではなくこういう所です
問題44
訴訟名間違っていたら0にしています。前半は筋があっていれば部分点をつけています。これが出たらこの訴訟、みたいな暗記は通用せず、見たことない事例も出題されうるため、講義でも言っていたような導き方が大切です
問題45
良く出来てた、というのが率直な感想。誰が何処にはたいてい書けていた。後半は同意と許可入っていたらほぼほぼ点つけてます。どっちかないと割と減点。どっちもないとほぼ後半は0点
問題46
最初のキーワード外していたら0点。後半は筋があっていたら部分点。「直ちに」がまで入っていたら高得点。現場で書くの案外勇気いるフレーズなのでそこを重視してみました
あと約一ヶ月ちょい。実力が1番上がる時期です。一分一秒を大切に、日々勉強を重ねていきましょう。お疲れ様でした。