キモとなる科目 | 森永の小部屋 

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主に教室受講生に対して書いているブログです。このブログに掲載していることは、TACの公式見解ではなく、森永個人の主観に基づくものです。また、記事は万全を期しておりますが、万が一不利益を被られたとしても責任は負わない旨ご了承ください。

受講生の皆様、お疲れ様です。


TAC京都校では、いよいよ行政法がスタートしました。


行政書士試験というくらいですから、行政法で点が取れないとなかなか合格出来ません。


宅建士試験という国家試験でも宅建業法という科目でポロポロ落としてしまうと合格することは難しくなりますが、やはりどの試験でもキモとなる科目はあります。


行政法攻略のコツは


①理解


②問題演習量


③キーワードの記憶


などが挙げられます。


一般的には、問題を沢山解いて、まずは解ける問題を増やす。次にキーワードの正確な記憶に努める。


言葉にすると当たり前ですが、他の科目よりも問題演習量をこなす必要があり、他の科目よりも正確なキーワードの記憶が必要となります。


授業でも言いましたが、民法ではそれほど定義の記憶をしていなくても5次択一式の問題は解けます。趣旨や方向性や価値判断から、知識がガッチガチに固まっていなくても解ける問題が多くなります。


しかし、行政法は「知らなかったら終わり」という知識問題が多く出題されます。よって、問題演習で要求される知識の精度を知り、演習を繰り返す過程でその知識の定着を目指します。


これを繰り返すと、「キーワードに反射して解く」という状態になります。


多くの受験生がここまでは来ますが、それだけでは合格出来ないように出題者側は少し捻って出題します。


キーワードの反射だけでは合格点に少し届かないように問題を構成しようとします。


それでも合格点を越せるように、講義をしっかり聞いて理解に努めましょう。学習初期段階は問題演習が勉強の中心ですが、受験期後半には徐々にインプット教材に戻り思考する時間を増やします。


本試験の現場では、反射で解ける問題はスピーディーに解いていき、筆が止まったときには落ち着いて思考し正解に辿り着く。こんなイメージで行ければ理想的でしょう。


次回の講義では、20分前からミニテストを行います。参加される方は講義開始20分前にはご着席お願い致します。


では今回はここまでとします。お疲れ様でした。