講義終了分の勉強の仕方 | 森永の小部屋 

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主に教室受講生に対して書いているブログです。このブログに掲載していることは、TACの公式見解ではなく、森永個人の主観に基づくものです。また、記事は万全を期しておりますが、万が一不利益を被られたとしても責任は負わない旨ご了承ください。

受講生の皆様、お疲れ様です。

 

今日は終了した科目の勉強方法などを。

 

 

TAC京都校行政書士講座では、憲法が終了し民法が始まりました。

 

進行中である民法を勉強することは勿論ですが、終了科目である憲法をどのように学習するかということは受験生なら誰でも一度は悩むものだと思います。

 

 

私のクラスでは毎年言うことですが、終了した「科目」に関しては最低限といえる教材を使って勉強を継続しましょう。

 

憲法をやりっぱなしにして放置し、秋に一気に手を付けるということは、一夜漬けが得意な方以外はお勧めできません。瞬発力に長けた人以外は秋になってパニックになるのが目に見えています。

 

そこで、私のクラスの方は要点ノートを使って勉強を継続してください。一日一講義分、解かなくてもいいのでとりあえず流し読む。おそらく10分かからないと思います。すると、重要部分だけではありますが一週間で一回しすることができます。

 

それを継続し、まとまった時間が取れるときにその他の問題演習に取り組んだり、インプット教材の読み込みをする。そのときには、要点ノートに記載のあった所は確認程度にとどめ、要点ノートに載っていなかったところをじっくり検証しましょう。

 

 

現在進行している民法も、どんどん進んでいくことで終了分の講義がでてきます。次は民法②③ですが、当然民法①の復習もしなければいけない。このような、終了した「講義」の復習はどうすればいいか。これは、普段の勉強時間の一部をあてればいいでしょう。

 

60分勉強するなら、10分間は終了講義分の勉強をする。要点ノートや、複数回間違えている問題の解きなおしをしつつ、終了講義分の勉強を進めましょう。そして、まとまった時間がとれるときには、先程と同じようにインプット教材の読み込みなどに時間を割く。

 

そのような勉強を続けていけば、「積み重ね」というものが理解できると思います。せっかく講義を受けたのですから、何度も何度も積み重ね、実力が安定し、揺るぎのないものとなるように日々を過ごしていきましょう。

 

では今回はここまでとします。お疲れ様でした。