受講生の皆様、お疲れ様です。
2024年合格目標のクラスが開講しましたが、復習は進んでいるでしょうか。
①講義内容をインプット教材でサッと確認し、②講義で配布した問題・過去問の正答率を95%にすることを目標に問題演習に取り組む、③最後にインプット教材を通読し総まとめ
これが基本的な流れとなります。②~③で気づいたことなどはインプット教材に書き込み、勉強した跡を残すようにしましょう
どこがどう出されていたか
どこと混同させようとされていたか
などなど、問題をとくうえで必要な知識と出題パターン、そして、整理しないとごちゃごちゃになってしまうところ等を書き留めていきます。
たとえば、平等のところでは目的と手段で違憲判決を出すという判例がありました。次回行う信教の自由のところでは、目的と効果で判断するという判例が出てきます。
このような、「ややこしいな」と思うところはどこと比較すべきなのかしっかりまとめ、あとは繰り返すだけでいい状態にしておきましょう。
さて、このような作業・勉強を一コマ5時間を目安に復習します。一コマの復習時間は原則5時間。今のうちにゆっくり勉強する癖をつけてはいけません。5時間で仕上げるつもりで勉強しましょう。
すると、課題がでてきます。
正答率が上がらない
時間内にすべての範囲が終わらない
などなどでしょうか。その後、それを克服する手段を考えます。問題演習であれば、一回点目に時間をかけすぎないとか、二回転目以降は基本的に間違えたものだけにするなどなど、課題を克服しようとするからこそ効率的な勉強となります。
とりあえずの目標として、「次回講義のミニテストで9割以上の得点が出来る状態」を目指します。そこに一コマ5時間で到達する。
ミニテストを受ける直前には、一コマ分の範囲を15分程度で見返せるようにしておきましょう。例えば、インプット教材の要点だけザっと確認し、問題は複数回間違えたものだけ解説の要点を確認するとか、それぞれ工夫して頂きたいのですが、要するに一コマ分の範囲をミニテストに向けてザっと確認する作業を15分程度で終えたいのです。
これを繰り返していきますと、憲法は7回講義があるので全範囲を15分×7で総復習できます。
本試験前は、このような勉強しかできません。重箱の隅を確認する時間はないのです。1科目2時間から3時間程度で総復習できれば、試験直前の一週間で全科目を総確認できます。
その勉強をするための、土台を作る時期です。どうすれば5時間で終わるのか、どうすればミニテストで得点を取ることができるのか、どこを最後の15分で目を通すべきなのか。
そのような工夫・改善をしつつ勉強を進めれば、直前期に質の良い勉強ができるようになります。
全ての勉強は本試験合格に綱がらなければいけません。今から直前期・本試験に繫がっていく勉強を進めていきましょう。
では今回はここまでとします。お疲れ様でした。