埋める | 森永の小部屋 

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主に教室受講生に対して書いているブログです。このブログはTACの公式見解ではなく、森永個人の主観に基づくものです。たまにどうでもいいことも書きます。また、記事は万全を期しておりますが、万が一不利益を被られたとしても責任は負わない旨ご了承ください。

受講生の皆様、お疲れ様です。

受験期も後半に差し掛かり、本試験形式の模試も終了しました。

このような時期には、実力が本当に向上しているのか確信が持てないものです。

勉強を始めた頃は、ドンドン知識が増えていき実力の向上が把握しやすく、答練があれば点数で確認できますが今はそうではありません。

しかし、日々勉強を繰り返すことで確実に実力は上がっています。少しずつであったとしても今の時期の勉強は点数に繋がってきます。

残された時間も少なく、今見ている情報を本試験時に発揮出来る可能性が高い

これまで何度も繰り返してきた教材を学習することで効率が最大化されている

等がその理由となります。実力の向上が自覚出来なくとも、前に前に進んでいきましょう。


話しは変わりまして、その昔有名なボクシングのトレーナーがこんなことを言っていました。

世界チャンピオンになる人と、なれなかった人の実力差はほんの少しだけ。でも、そのほんの少しの差が全て


レベルは違うでしょうが、私の経験上、合格出来る人と、あと少しで不合格になる人に実力の差はほぼありません。

ほんの少しの差が全てです。ここから先の勉強は、このほんの少しの差を埋めて全てを掴み取るための勉強です。

試験というものは、どこまで行っても不確実性を排除出来ません。しかし、必死に勉強すればするほど不合格になるときはほんの少しの差となります。

あと少しのところで競り負けない。あと少しを埋めるために今日からも頑張っていきましょう。

では今回はここまでとします。お疲れ様でした。