試験問題の解き方 | 森永の小部屋 

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主に教室受講生に対して書いているブログです。このブログはTACの公式見解ではなく、森永個人の主観に基づくものです。たまにどうでもいいことも書きます。また、記事は万全を期しておりますが、万が一不利益を被られたとしても責任は負わない旨ご了承ください。

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受講生の皆様、お疲れ様です。

 

昨日は、試験勉強に関し、インプットを中心に記事を書きました。

 

 

今日は、アウトプットに関して書いていこうかと思います。

 

さて、問題を解く際に、どのような思考で解いているでしょうか。

 

何も意識していない、という状況で合格点が取れれば何も問題ありませんが、そうでないならば意識しなければいけません。

 

通常、択一式の問題を解く際には、①問題文を読む→②キーワードを抽出→③抽出したキーワードから、出題項目の認定→④知識の喚起等→⑤あてはめ、という流れになるかと思います。

 

仮に、このような流れになるとして、問題に間違えるということは、どこかにミスがあるわけです。そのミスを克服するための勉強をする、ということが出来ているでしょうか。

 

例えば、①問題文を読む、という点でミスをしているとします。読み間違え等のケアレスミスが答練で多くあったとしましょう。しかし、答練で出題された細かい肢が気になって、答練の復習で細かい知識を覚えこむような勉強を繰り返す勉強に終始すると、通常点は上がりません。

 

次の答練では、細かい知識は増えていますが、再びケアレスミスをする可能性が強く残るからです。知識を覚えこんで反射で解く訓練をすればするほど、初見の問題を考えて解くことが出来なくなることもあるので。

 

ということで、まずは自分が問題を解く際のプロセスを確認する。そして、どの段階でミスが多いのか認定し、対策を練ることが大切です。なんとなく問題を沢山解いて、なんとなく点が取れるとは限りません。

 

勉強時間が多くあり、勉強慣れし、試験慣れし、類題を解く力が長けている人は、過去問解いて、新作問題解いているだけで合格ラインに入ることは可能です。

 

しかし、勉強から遠ざかっていた期間が長かったり、勉強時間が長く取れなかったり、試験慣れしていない人等は、しっかり自分のミスの傾向を把握し、それを克服する勉強をする必要があります。

 

明日は①~⑤を細分化し、それぞれの箇所でどのようなことを意識すべきか等に関して書こうかと思います。

 

では今回はここまで。お疲れ様でした。