難しいこと | 森永の小部屋 

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行政書士・社労士・宅建士である森永の個人的なブログです。各記事は森永個人の主観に基づくものです。受講生の方に対する記事だけでなく、どうでもいいことも書きます。また、記事は万全を期しておりますが、万が一不利益を被られたとしても責任は負わない旨ご了承ください。

受講生の皆様、お疲れ様です。

 

平日クラス、日曜クラスともに民法が終了し、行政法に入っていきます。

 

ということで、今日は昔話から。

 

私は若い頃、いろいろあってゴルフで生計をたてようとしていました。

 

その頃は、自分の人生をどうにかするのが先決で、それ以外のことを気にする余裕もありませんでした。

 

その後怪我等もあり、ゴルフで生計をたてることを諦め、普通の仕事につきました。

 

プロゴルファーを目指していた頃は、ゴルフ場の仕事をしてから練習をしていました。そうすると、普通に仕事をしていると、時間があまるわけです。それまでは、それから練習していましたので。

 

そこで、法律の勉強を始めだしました。それまで、法律を知らないで損をすることも多かったので。

 

その頃、ゴルフを人に教える機会があり、「教えるって面白いな」と思うようになりました。

 

ゴルフはいつでも教えられるので、学習しはじめた法律を教える仕事をしてみたい、というところから、法律の講師になる道に進みだしました。

 

とはいえ、その段階では資格も宅建士くらいしか持っていないですし、そもそもなんのコネもありません。まったく畑違いの分野に進んだからです。まぁあゴルフをやめるときに、それまでのしがらみもない世界で自分の力で一から人間関係を作っていきたい、と思っていたのでしょうがないのですが。

 

ということで、またもや自分の人生をなんとかするのに必死で、それ以外のことを気にする余裕がもてませんでした。

 

当時は結婚するとも思っていなかったですし、ましてや子供を育てることになる等ということは想像もできませんでした。

 

その昔、俳優の佐藤二朗さんが、テレビで「若い頃は、車を持てるようになるとは思わなかった」という趣旨の発言をされていましたが、物凄く共感できましたね。私は。未来があまり描けなかったです。

 

そんなこんなで資格を取り、講師になり、実績を積み重ね、その他の資格もとり、開業し、結婚して子供も生まれ、なんやかんやでここまで来ました。

 

まだまだですが、昔に比べれば少し余裕ができたな、と思います。

 

 

そんななか私が最近思うのは、いきなり100点満点にするのは難しい、ということです。

 

例えば、先週は平日クラスも日曜クラスもテストがありましたが、テストで100点取ることが難しい、ということは誰でも実感しているはずです。

 

そのような、「成果」だけでなく、その過程である努力も同じくらい100点満点にすることは難しいのです。だから、必要以上に焦らんでもいい。

 

最初から100点満点の努力をすることを目指すことは大切ですが(ゴールデンウイーク中に○○時間勉強する等)、思ったよういいかなくても気にし過ぎないことも大切です。普通はいきなり100点満点の努力はできないし、仮にできても続かないからです。

 

今日、仮に100点満点の努力が出来なくても、1点でも多く積み重ねられるように日々を過ごすことが大切です。

 

毎日100点満点といえる努力ができなくても、なんとか凌いで積み重ねる。努力には即効性がないので、成果に繋がるまでにタイムラグがありますが、へこたれずに前に進む。

 

そんなことが大事かな、と思う今日この頃です。

 

では今日はここまでとしましょう。お疲れ様でした。