TAC京都校 行政書士講座
プレミアム本科生(plus)12月生 開講日
12月4日(火) 19時~
※無料体験受講可
受講生の皆様、お疲れ様です
プレミアム本科生の12月開講が迫ってきました。憲法を先行学習することができるプレミアム本科生は、12月生までなので、検討中の方は無料体験もございますので、是非ご利用ください
ということで、今日は問題演習に関する話を
昨日の記事では、問題を解く際にどのような手順で解いているのか、という話でした。例えば
問題文を読む
↓
事案を把握
↓
テキスト・レジュメの知識を思い出す
↓思い出せなかったり、知識で解けない応用問題である場合
①趣旨から考える、②具体化して考える、③似ている他の論点の発想で解けないか考える、④一般的な常識から考える、⑤形式面で判断
↓
判断を下し、マークをする
ツラツラと書きますとこんな感じでしょうか。問題を間違えてしまったときに、このどのレベルで間違いがあったのかにより、その後の対策は変わります
例えば、問題文を読むというレベルでのミス。勉強がすすみ、問題を沢山解いているほど、問題文を読み飛ばして勘違いをしてしまう、ということがあります。これはけっこうあります。この点に問題があったのであれば、それを防ぐために、問題文に書き込みをしたりしながら問題文を読むなどの作業が有効かもしれません
テキスト・レジュメ知識が出せなくて間違えたのであれば、到達度確認シートやテキスト・レジュメの読み込みで知識を固めたり、以前の記事で書いたように、知識を思い出せるようにインプットするようにしたりなどなどの対策が必要です
次に、知識で解けない場合、いきなり④が出てくると間違えてしまうことが多くなる。応用問題が一般的な常識だけでポンポン解けるように出来ているわけがありません。それなら受験勉強自体がいらない試験となるからです。一般的な常識で解こうとしたり、「一切認められない」などの形式面で「多分誤りだろう」と判断するのは最後の手段です。趣旨や具体化で解けないか、という姿勢が先にくるようにしなければいけません
このように、自分がどのような手順で解き、そのどのレベルで間違いがあるのかを把握する。そして、その具体的な対策を検討し、それを普段の勉強に生かし、答練で成果を確認する
ほとんどの受験生が、問題を間違えてしまえば、その問題を解けるように復習するだけです。それは、知っている問題を増やしているだけであることがほとんどです。その結果、類題が解けなかったり、答練や本試験で同じ系統のミスをしてしまう、という結果になります。その後勉強を続けても、知っている問題を増やすだけであり、それに比例して本試験形式の模試や本試験での点数が上がらず、知識は増えているのに点数に繋がらない、という状況になってしまいます
このようなことにも配慮しつつ、プレミアム本科生やスーパー答練本科生の講義を行おうと思っておりますが、皆さんも普段の勉強から意識してみてください
では今日はここまで。お疲れ様でした。