ミニテスト 民法② | 森永の小部屋 

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受講生の皆様、お疲れ様です。

 

今日はミニテスト民法②の講評を。

 

問題1

全体的にマイナーテーマからの出題ですが、内容は基礎知識。本試験で出題されるとすれば肢4かな、と思いますので、講義でも説明していましたね。問題を繰り返し解きなおすというよりは、新たに得た知識をテキスト・レジュメに書きこんでおけばいいかと

※例えば肢5の遺言等

 

問題2

悩むとすればエかな、という程度。憲法・基礎法学を既に学習している人はエも間違えてはいけません

 

問題3

いずれも基礎知識でしょう

 

肢1→ではAが対抗できないCはどんな人でしょうか?

肢2→ではBが勝手に登記をしていたらどうなるでしょうか?

肢3→原則・例外逆パターンですね。では、動機の錯誤が無効主張の対象となるのはどんなときか、何も見ずにある程度書けるでしょうか?   

肢4→これは後日

肢5→では、Bがそのことを知っていたらどうでしょうか?

 

全てテキスト・レジュメの知識ですね。単に○×の答えが判断できたり、それを覚えたりするだけでなく、問題を通して基本講義の知識の習熟度を確認し、問われた所だけでなく、その周辺知識も確認しましょう

 

問題4

いずれも詐欺・強迫の基礎知識です。詐欺の原則と例外二つ。その例外の場面でも強迫なら取り消せる、という知識をあてはめる訓練を、本問を通して行いましょう

 

問題5

全体的によくできていました。主なミスとしては

 

原則・例外が逆

Aの真意とするところをBの真意としている

何について悪意なのかが書かれていない

心裡留保のこの問題で、善意の第三者を書いている

 

などでした。今回しっかりと書けたとしても、他の人のミスのパターンを把握し、他の論点で同じようなミスをしないようにしましょう。また、普段の記述の演習でも、同じミスをしてしまうのであれば、上に書いたようにミスのパターンを箇条書きにして、演習の際に必ず目を通し、同類のミスを撲滅していきましょう

 

では今日はここまで。お疲れ様でした。

 

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