弱点 | 森永の小部屋 

森永の小部屋 

主に教室受講生に対して書いているブログです。このブログはTACの公式見解ではなく、森永個人の主観に基づくものです。たまにどうでもいいことも書きます。また、記事は万全を期しておりますが、万が一不利益を被られたとしても責任は負わない旨ご了承ください。

受講生の皆様、お疲れ様です。

 

今日は昨日の続きを。

 

昨日は、マイナンバー実務検定1級の試験を受けた話から、過去問検討の重要性について書きました。

 

まず、結論から言いますと、この試験(マイナンバー実務検定)は過去問を適正に潰せばある程度戦えます。しかし、それはただ単に過去問をやみくもに解き続けるのではなく、適正に押さえることです。

 

では、どのように押さえていくのかというと、このブログで演習として記事を書いているようなことです。

 

正誤の判断ができるだけで満足しない

 

きっちりと問題文を読みこむ

 

などなど。

 

そして、話は続きます。私は、今回のマイナンバー実務検定1級の対策で、過去問を2回分用意し、それをとりあえず軸として勉強を進めました。

 

すると、本試験の1週間前くらいに、もう一回分過去問が届きました。試験団体から送られてきたもので、本試験申し込み得点として、市販されていない回の過去問が送られてきたのです

 

さっそく解いてみましたが、思ったほどは取れずに、合格ラインギリギリの点数でした。

 

未出の問題も多くあり、それは間違えても仕方がないのかもしれませんが、実は自分が軸としていた教材から出題されているにもかかわらず、間違えているものもありました。これが致命傷となるミスです

 

送られてきた教材を解き、それなりの復習をした後に、軸となる問題を解きなおしてみると

 

あぁ、ここ見ていたのに、送られてきた教材では間違えてしまったな

 

あぁ、ここをしっかり読んでいたら解けたはずだよな

 

ということが出てきます。それらを意識しながら、軸となる教材を再度読み込むことで、さらに実力が上がります。

 

 

一つの教材をいくら読みこんでも、人間ですから取りこぼしも出てきます。それを確認するために演習があります。

 

皆さんにとって、軸となる教材はなんでしょうか?

 

基本テキスト・レジュメ

 

シート

 

などなどでしょうか。仮に基本テキスト・レジュメだとして、それを科目別答練までに必死に押さえます。そして科目別答練を受ける。

 

すると、実は取りこぼしていた所に直面します。それを意識しながら、今後の復習でしっかりと押さえることで、実力が上がり、科目別答練が意味を持ってきます。

 

答練も近づいてきますが、「この教材だけでは、これ以上実力は上がらない」と思えるところまで学習しましょう。これが答練に対する準備です。

 

そして、科目別答練を受けて、それでも克服できていなかった弱点と向き合い、その後の勉強に生かす。

 

まずは憲法①~⑤の実力アップのために、一分一秒を惜しんで勉強しましょう。憲法・基礎法学の⑥~⑧が始まると、①~⑤はそれほど勉強できません。残された時間は意外と短い。焦る必要はありませんが、無駄にしていい時間もありません。

 

では今日はここまで。お疲れ様でした。