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森永の小部屋 

主に教室受講生に対して書いているブログです。このブログはTACの公式見解ではなく、森永個人の主観に基づくものです。たまにどうでもいいことも書きます。また、記事は万全を期しておりますが、万が一不利益を被られたとしても責任は負わない旨ご了承ください。

受講生の皆様、お疲れ様です。


そろそろ、学習がきつくなってきていると思います。民法も後半に入り、週二回の講義のペースとなり、内容も少し難しいところに入ってきたので。


ということで、少し勉強の工夫をしてみましょう。


今、現状でこれまで通り学習を進めることが出来ている方は特に参考にする必要はありません。


民法基本講義の復習はこれまで通り行います。


問題なのは、これまでの復習です。憲法や民法前半ですね。


例えば、民法前半の勉強をする際に、過去問を解く必要があるのですが、平成20年度までのものに限定します。扱う分量を減らすわけですね。


それを解いている過程で、「あぁ、テキスト・レジュメやシートを見ていればこれは間違えないな」という簡単な問題は削除していきます。


残った問題は、平成17年度までの、インプットの読み込みだけでは対応できない問題です。このなかでも、基本講義で扱っていないような、細かい論点は削除してもかまいません。


この過去問と、教室で配布した問題の中でも、解けそうで解けなかったもの。


これを中心に問題演習を行います。そして、秋までにこれらの問題の正答率を高めることに力を注いでください。


では、平成20年度以降の、近年の問題はどうなのか、といいますと、直前期に集中的に解きます。


近年択一で問われている論点は、記述式のネタになることも予想されるので、新試験の中でも比較的最近の問題は直前期に集中的に解く。一種の記述対策になります。


直前期に近年の問題を解く以上、今優先的にやらなければいけないわけではない。だから、それ以外の問題で、インプットだけでは対応できない問題を今から集中的に解く。


直前期はインプットの読み込みをしつつ、①近年の問題、②平成20年度までで解けそうで解けなかった問題、③その他の順で優先順位の高いものから手をつけていきます。


繰り返しになりますが、今まで通り勉強が進められるならそれが一番いいでしょう。上手く進められそうにないな、という方は、今回の記事を参考にしつつ、勉強計画を見直してみましょう。


では今日はここまで。お疲れ様でした。