XELOX+アバスチン療法43クール目の18日目。 

先日の「43クール(14日目)~ヨーグルト欲を満たす~」で水切りヨーグルトは糖質が低いのではないかというのがあった。

発酵食品を何とか採りたくて、なんとかヨーグルトが食べたくなったもので。

しかし、いろいろ調べていくとどうにもいろいろ。

低い、変わらない、と。

ホエー側に糖質が偏るから残りは糖質が減っているという考え(チーズがそうだし)から低いと言っている節、大差ない(実際記載されたデータはばらけているけど思ったほどでなく)といっている節。

 

腑に落ちるまでは食えない。

俺にヨーグルトを食わせろ(大槻ケンヂ風に)

というわけで腑に落ちるまで計算してみた。

皆様もご参考になればと思い、ここにその内容を示す。

 

いい感じに、分別前の組成と分別したものを記載している資料があった。

ヨーグルト×水切り | 明治ヨーグルトライブラリー

あなた、ヨーグルトはめ・い・じ♪の明治さんですよ。確かでしょう。これは。

資料をちょっと見栄えよくまとめて、おや、水分がない。ちょっとおおざっぱだが、100(g)-(タンパク質+脂質+炭水化物)で算出。(そこだけ私がやった)

ここで水切りヨーグルトと切られた水部分(ホエー)の炭水化物が同じということ。あれ~。意味なかったかな。
いや、まてじゃあチーズはどうなんだ?チーズは低いぞ。
その謎は、たぶん、水分、じゃないかなと思っている。水切っても元のヨーグルトと水分の量的にはそんなに変わらない。
チーズぐらいまでホエーを落としきらなかったら、低糖質とはいかないのだな。
でも、炭水化物量が全く同じというのはどうだろう?どっちかによらないか?
 
ここで思い出した。食品の栄養成分は複数の材料を調理した場合、その材料それぞれの栄養成分を配合比率で乗じたものの和のはずだ。
そしてその元が、「日本食品標準成分表」、現在7訂のはず。食品成分データベース
ただ、いつも疑問なんだが、蛋白にせよ炭水化物にせよ調理の間に減りこそしないが、消化されやすくなったりにくくなったり(極端なこと言ったら消し炭になるまで加熱したら、消化吸収できない、無限に小さなGI値(笑)になる)、さらにビタミンとかは加熱で容易に減る。
でも、普通に掛け算なんだよねこれ。
というわけで、結構「真の値」から乖離があるというのはある。
 
じゃあ、材料を加えていったのはそうだが、分離したのは?
ここで水切りヨーグルトと切られた水部分(ホエー)の炭水化物が同じ5.3というのは計算上同じにしているだけでないのか?
水分はそんなに変わっていないので水分に依存している糖質は同程度とか。
実測値でないのなら、いやどうもそんな感じがする。この糖質量あてにならない気がする。
そもそも、絞り方によってチーズにまで達するわけなんだから、そのあたりの絞り方を曖昧にして、正確な値もないものだ。
 
じゃあ、この設定は何対何でわけたんだ?
幸い、タンパク質、脂質、炭水化物があきらか。
トータルの水切りとホエーを何対何で配合したらもとのプレーンヨーグルトになるかは計算でわかる。
それぞれの配合比でかけなおした値の和と元のプレーンヨーグルトの配合との差の絶対値が最小(0)になるようゴールシークを仕掛ける。
(ちょっとマニアック?エクセルの小技の一つ)

黄色の水切りヨーグルトの比率を変動、ホエーは残分で最小値へのゴールシークを行ったのがこの表。

…これ数字のまるめとかの関係で若干ずれているだけで、半々設定じゃない?見るからに。

 

うーん、なんか見てはいけないものを見たような。

 

あと、多少腑に落ちないのは、炭水化物がもとのヨーグルトで5.3g/100g、さらに発酵前の牛乳では4.8g(7訂では)なのだ。

もちろん他の蛋白質や脂質から多糖類とか何か作っているのかもしれないけど。

あと、乳酸は乳糖から生成されるから、乳酸が増えれば、糖は減ると思うんだが。

マイルドなヨーグルトの乳酸含量は0.85-0.95%, 酸味の強いヨーグルト0.95-1.20%との記載がある。
つまり、乳糖は1%分ぐらい乳酸になっているのでは?
 
というわけで、なんかこの炭水化物、本当に実数なのかがちょっと疑わしくなってきた。
 
細かいことだけどね。
 
まあ、とりあえず、半分の重量になるまで絞ったヨーグルトは糖質の絶対量は半分にはなっているので、もう一度低糖質のもの(水でもいいのかも)で薄めてやれば糖質は半分になるというのはまあ、間違いないかなと。
 
…乳酸菌ってホエーの方にどのくらい逃げてっているんだろう。
 
考えると、次から次に謎が出てきますが、今日のところはここまで。
 
 
 

乳酸菌半分じゃかいないな。

 

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