京都盆地の中へと進んだよ。 | しろくまおやじのブログ

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琵琶湖疎水第2トンネルの脇を上っていくと、

お店かな。怪しげだけど、趣のある建物がありました。さらに上ると、

あれれっ、住宅地。まっ、住宅地に出るのはいいのですが、持っている地図にはない道ばかり。トンネルの出口がわからない。とりあえず下っていくと、三条通りに出てしまいました。あれれっ、住宅地に逆戻り。

約15分。坂を上ったり下ったり。そして最後は、野生の勘。ありましたよ。

第2トンネル出口。ここには柵があり、近づけなかったので、超望遠撮影です。私の辿り着いたところには、

橋がありました。地図によると、日本最古のコンクリート橋がこの辺りなのですが、多分これは違う。

新山科浄水場の取水口がありました。その先にトンネル。

第3トンネルです。このトンネルの出口には、疎水公園です。いよいよ、京都盆地に入ります。

トンネルには、やはり文字がありました。あっ、誰が書いたのか、分かれちゃった。さて、第3トンネル出口まで、またまた住宅地を歩きます。

こんなのみっけ。京大じゃん。留学生の寮なのかな。

お地蔵さま。今度は迷わないで行けますように。

三条大通りまで出て、坂を上ります。

ほら、知ってる名前が出てきたよ。そして、下りに差し掛かったところに、

蹴上浄水場。いよいよ京都盆地だよ。この辺りで三条大通りから分かれて、細い道を進むと、

九条山ポンプ場。さらに少し進むと、

疎水に出ました。

第3トンネルの出口です。そして、手前のところが、第1疎水と、第2疎水の合流点です。私が歩いて来たのは、第1疎水に沿ってです。第2疎水は、ほぼトンネルでここまで来ています。

こちらは扇ダムへの取水口かな。そして、有名な、

蹴上インクライン。ハイテク機器によると、この辺りの標高は、やく80m。インクラインの下側にある南禅寺船溜まりの標高は、45m。

人や荷物を下ろすことなく、船を進めるために、インクラインができたそうです。レールが見えますよね。そのレールの上を右側のような台車に乗せて船を上下したそうです。船のケーブルカー。

疎水公園には、

疎水の工事の際に亡くなった方の、殉職費がありました。

こちらは疎水のダムの部分です。ここから、

インクラインに沿って太い水道管が敷かれています。蹴上発電所の施設です。ここで発電された電気を使ってインクラインを動かしていました。そして、ら日本初の路面電車、京都市電の電気にも使われていたそうです。その頃の市電、犬山市の明治村で今も走っていますよ。

さて、インクライン。

真ん中あたりで写真を撮りました。下側。

上側。インクラインの下に造られたレンガ造りのトンネル。

ねじりまんぼ。まんぼとは、トンネルの意味だそうです。

インクラインの下の部分にも、台車と高瀬舟が展示してありました。あっ、この下の部分まで行けるぞ。

大通りの下をぬけたインクライン。ちょっと見にくいですが、その先に南禅寺船溜まりが見えています。

南禅寺船溜まりと、岡崎疎水(琵琶湖疎水)の噴水。その向こうは京都市動物園です。琵琶湖疎水は、この後、

西へ進み、鴨川とぶつかるところで南に折れます。ここから先は、また今度。私は、琵琶湖疎水分線沿いに歩くことにしました。

ここまで約2時間と15分。12.5kmを歩きました。

さて、次は、皆さんも見たことのあるだろう風景が・・・・。

 

つづく