寝台特急。久しぶりに乗ります。
サンライズ出雲。2月1日です。
何年ぶりだろう。10年ぶりかな。
彗星に乗って延岡に行って以来だ。
今は、彗星もなくなってしまいました。
大学生の頃は、飛行機があまり好きではなかったので、
北海道から帰省したり、逆に大学へ向かったりは、
ほとんど鉄道を利用していました。
普段は、特急白鳥。大阪と青森を結ぶ、昼の特急でした。
でも、たまに贅沢をして、寝台特急日本海。
これに乗ると、青函連絡船は昼に乗れました。
上野発ではないけれど、まさに津軽海峡冬景色の世界です。
日本海に限らず、夜行列車はとっても好きでした。
札幌から釧路への夜行急行狩勝(石勝線が開通してからは、
まりもに名前が変わりました。)も、よく利用しました。
14系の客車。簡易リクライニングシート。
これは、体重をしっかり背中にかけていないと、
リクライニングが元に戻ってしまいます。
夜中にウトウト寝ているときについ油断して
前に体重をかけると、『バーーン』という
大きな音で、シートが元に戻ります。
だから、夜中は、あっちでも、こっちでも『バーーーン』
決してぐっすりは寝られなかった。
急行まりもは、夜が明ける頃に白糠という駅に着きます。
ここから、釧路までは、海岸近くを走ります。
1度だけ、列車から朝日が昇るのを見たことがあります。
雲から昇るのではなく、水平線から昇る朝日。
水平線まで、雲一つなく晴れていないと決してみられない
そんな景色。感動で涙が出てきました。
夜行列車は、どんどん減ってきて、3月には、
スペシャルな贅沢寝台だけになってしまいます。
サンライズも、贅沢寝台の一つだけど、
人気があるので切符が撮れないと思っていました。
でも、今日、予約できました。
今回は、大阪・富士間。5時間足らずの旅です。
でも、きっと、興奮して、寝られないだろうな。
というわけで、2月1日、2日、乗り鉄してきます。