径4.0cm 高7.2cm
こんにちは。やっと梅雨入りしましてほっとしています。今日取り上げるのは、古染付の茶巾筒見立て杯です。昔から有名コレクターさん達の茶巾筒見立て杯を見て、「いいなあ、こんなのが持てたらなあ。」と憧れていました。
そんな名品に出会えるわけもなく年月が過ぎたある日、ネットオークションで出会いました。
幸運な事に、私のところに来ていただけました。有り難かったです。
来てもらえた要因は、大傷ものだったからであります。ただ共継ぎだった事はラッキーでした。
宝尽くし文となるのでしょうか。
タイトルの、元気をもらえる杯ですが、描かれた文様というか、私にはなんだかキャラクターに見えてしまうのですが、それぞれが楽しく踊っているように見えるのです。
これで呑むと楽しい気分になり、パワーをもらえるのです(笑)
前所有者は、「この杯は、口辺の造りからして
杯として作られた可能性がある。」と仰っておられました。たしかに、口辺に向かって微かに開き気味になっており、食器のように薄く仕上げられています。一般的な茶巾筒のように胴と同じ厚みの口になっていません。
上 高9.5cm 右 径11.7cm
今日の揃えです。金石原あたりの飴秞徳利と唐津平向付です。この杯は傷が無ければ、
間違いなく一級品として扱われる品だと思います。
私にとっては、ありがたい授かり品です。
それでは、今日はこのへんで。