岩手で龍や曼荼羅を描いているあかりです。


今日は在宅介護日。

恒例のモカと母と向かいの叔母さんを連れて
ちょっと長めのウォーキング。

今日は道の駅から気仙川沿いの堤防を
歩いて川上に遡りました。



これは震災後に作られた堤防。

私達が幼い頃から慣れ親しんだ古い堤防はこの下に。

暑い夏 松原に泳ぎに行こうと
また古川沼でしじみを取ろうと
母や叔母に連れられて
また叔父の愛犬達と何度も歩いた長い長い堤防でした。



震災の日
この穏やかな川面を恐ろしい津波の波が駆け上がり
川沿いの街を飲みこみ
逃げ遅れた夫をさらいました。

夫は九死に一生を得て帰ってきましたが
それ以来帰ることのない人が数多くいます。



この日の音楽番組のために
一本松の周りで生中継の用意がされていて
それを避けてこちらに来た私達。

このあと母の実家があった付近を歩き
田んぼの中を水に入ろうとするモカを抑えながら
日差しが弱い中を歩いてスタート地点に戻りました。

穏やかな風景や暮らしを続けていると
震災の時の事が遠い過去になったり
感情が癒されたような錯覚をうけるのです。

しかし昨日霊能的なセッションで話した中で
私の中に存在する悲しみは
私の魂の本来の軽やかさを縛るほどに
重く頑なになっているのだそうです。

哀しみ…
と振り返ると
震災 推しの解散 父の死 人間関係の変化等。
悲しいと思う間もなく
忙しい現実に内外を合わせて
ひたすら駆け抜けてきたような気がします。

それらは小さいことだけど
降り積もり重なってしまうと
本当に重いものになってしまうのかもしれません。

その事に気がついた昨日そして今日でした。

自分の中にある悲しみ
それは当たり前でも普通でもなく
癒され浄化されて然るべきものだと
初めて気づいたかもしれません。

今日は午後は母が遊びに行ったので
母が帰るまで昼寝だけしました🤣

…気持ちよかった〜!!!

少し…
自分と言う存在に気持ちを傾けてみます。


断捨離で見つけた本。

めちゃくちゃかわいい~~