車1台通るのがやっとの道の右側には古い大きな家がある。
日本家屋の二階建てまでは門からしばらく歩きそうだ。
木門の中は見えないが、門の外には1mほどの大きさの岩がゴロゴロっと置いたままだ。
庭にはここらでは珍しい松の木があり黒い壁の2階部分と重ねてみると、古い昔の映画に出てきそうな雰囲気だ。
その木戸の前に細身のおじいさんがいて、道を渡ろうとしていた。
あー こんな人が住んでいたのかー
背が高くて、薄手のジャンパーか何かでひょこひょこと、老人特有の歩き方だ。
すこし猫背でおぼつか無いような風で・・・
と。
その人は道の反対側に止めてあった自転車に手をやって、動き出した。
ん?
自転車の後ろカゴにはたくさんの~
w川・o・川w あ。
この人 ポスティングをしていたのだ。
自転車に乗ることなく、ひきながら角を曲がって行った後姿を思わず2・3度見てしまった。
飛び上がるような抑揚のある歩き方で、ゆっくり去っていく。
どうしたんだろう。
生活費のためなのか、健康のため?リハビリ?
よく雇ってくれたなぁと思うから、知り合いだったのだろうか・・・
と、余計な詮索心が働く。
『せとか』 を貰った。
ベランダで育てた渾身の作だ。
濃いオレンジの色。
2年目で2個生ったものの、その後は・・・しーーーーんと無言で、8年目でやっと20個ほどの収穫を得る予定とか♪
ベニシアさんも、植えた柚子が10年経ってやっと今年実をつけたそうだから、何事も時間がかかる。
(*ノωノ)
ヒヨドリに狙われるから、袋がけもバッチリしての収穫♪
色も香りも濃い💛
ーーーこれねー ベランダで出来たのよ
HDさん 「えっ すごいなぁー」
HDさん 「! 味も濃いなーーー」
ヾ(@^(∞)^@)ノ
でしょう~
こんなのが、毎年 出来るようになるのかしら。
香り高いものは手にするだけで、うれしい。
『せとか』
http://www.kudamononavi.com/zukan/citrus/setoka
「せとか」は「清見」×「アンコール」の育成系統(No.2)に、「マーコット」を交配して誕生した品種です。
農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所が育成し、2001年(平成13年)に品種登録されました。
果皮は少し濃いめの橙色で、サイズは250g前後。糖度が高くてやさしい酸味があり、濃厚で優れた風味を持ちます。果肉はやわらかく果汁が豊富。じょうのう膜(薄皮)がとても薄く、袋ごと食べられます。
「せとか」という名前は、育成地である長崎県南島原市口之津町から望める海峡「早崎瀬戸」の「せと」と、香りがよいこと、そして瀬戸内地域での栽培が期待されることが由来だそうです。