散髪屋さんの話。
ご近所なので、今さら他所へは変われない。
きっとどこの住人なのか知られているんだろうし、
噂話をHDさんが仕入れてくるって事は
あれこれ色んな話しをしているんだ。
あそこは○○に変わるらしい~
今度建つのは○○なマンションらしい~
あそこは舗道を広げるらしい~
それでも、カットがイマイチ気にいらなくて、帰ってからいつも
耳のあたりを自分でカットしている。
何かで昔の話になった。
HDさん 「散髪屋のおばちゃんに
『あんた ほんまに綺麗な三日月眉してるなぁ』
って、言われてん (^◇^) 」
何度聞いてきただろう。
ーーーわたし いっつも その眉を真っ直ぐに剃りたかったわ
HDさん 「!! ヽ((◎д◎ ))ゝ 」
ーーーほら、最近あるでしょ、眉を良いようにカットしてくれるところ
あんなところに行ったら良いなぁって思うくらいよ
HDさん 「ぇ、、、 そうなん、、、?」
あーーー言っちゃった 言っちゃった
30年以上 思ってきたことをついに言ってしまった。
HDさんは自慢だったのだ。
ワカラン・・・
両さんや、カモメじゃあるまいし。
くるりん眉のどこがいいのか???
( ̄ー ̄)
HDさん 「そこの散髪屋のオバサンなー
いっつもここ剃るねん・・・」
と眉の下の方をさすった。
そっかー ご近所さん、ナイス。
もっと真っ直ぐにして良いよーーー
(^ε^)
ーーーおばさんも眉毛は真っ直ぐにしたいと思っているのよ
HDさん 「ぇ、そうなんかなぁ。」
HDさんの気分は、この時は
「青天の霹靂」
でしょうが。
さて、どこまでこの話を心にとどめたのか?
すぐにどこかへ吹き飛ばしちゃうのがHDさんだ。
一度バシッと男らしい眉毛にしてみんさい。