アパートの敷地端に大きな株で水仙が並んでいた。
小振りながら生命力の溢れる水仙は、
球根でどんどん広がっていく。
あちらこちらでよく見かける気がする。
ちょこっとした空き地やスキマに、手入れ要らずに
植えられたとみられる水仙が多くある。
前に住んでいたマンションの庭の一画が
春になると一面水仙の花で覆われた。
イメージは春なのだけれど、
どうも冬、それも年末からの冬まっただ中が花時らしい。
あのマンションのもそうだったのかなぁ・・・
増えすぎて、花は多くが倒れていた。
管理人さんに言って、何本か切らせてもらった。
家に持ってくると、それはそれは香って、
伐り立てはむせるほどに包みこんできた。
『K’sガーデン』
http://ksrosegarden.web.fc2.com/harbs/suisen.html
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「ナルシサス」Narcissusはギリシャ 神話の美少年の名前Narkissosで、泉に映った自分の 姿に恋をして毎日見つめ続けたら いつのまにか1本の花になってしまった。
”ナルシスト”はここからくる。
日本水仙(ニホンズイセン)Narcissus tazetta var. chinensis
名前はニホンズイセン(日本水仙)ですが、原産地は地中海沿岸。
室町時代以前に、中国を経由して日本に入ったと考えられます。
日本水仙は香りが良くお正月の花として欠かせないものです。
きれいな花の姿と芳香がまるで仙人の ようなところから「水仙」と命名された。
別名:雪の中で春の訪れを告げる花「雪中花(せっちゅうか)」 。
これも又 有毒植物。
水仙は有毒植物で毒成分はリコリンとシュウ酸カルシウムなど。全草が有毒だが、特に鱗茎(球根)に毒成分が多い。スイセンの致死量は10gである。食中毒症状と接触性皮膚炎症状を起こす。
葉がニラととてもよく似ており、ニラと間違えて食べ中毒症状を起こすという事件がときどき報道される。
ニラと水仙の大きな違いは次の通りである。(Wikipediaより)
・水仙の葉は臭いがない(ニラは葉からニラ独特の強い臭いを放つ)。
・鱗茎(球根)がある(ニラは髭根で球根はない)。
中毒は初期に強い嘔吐があり摂取物の大半が吐き出されるため症状が重篤に到ることは稀であるが、球根をあさつきと間違えて食べ死亡した例があるそうです。
昔よく見ていた 『忍たま乱太郎』 で
ニラと間違って食べて腹痛を起こす話しがあった。
あれは水仙だったのか?
いや、どこかでツルボと・・・
( ̄ー ̄?).....??アレ??
http://www9.nhk.or.jp/anime/nintama/
まあ、それにしても、そんなに「ニラ」 って食べたいのかな?
違う話で、2回 そういうのがあった。
記憶は 「ニラと間違えて」 と、ここのフレーズだけ。
食べてはいけない物を食べて腹痛を起こした話、
『同棲時代』
じっと鉢植えのチューリップを見ているシーン。
帰ってきてみたら、お腹を抱えている男。
チューリップの球根を食べたのだった。
花が咲いているのに、食べようとするかなぁ・・・
って今は思う。
二人の名前も忘れてしまった漫画だけれど、
ふとしたシーンを思い出す。
せつなくて、つらい話。